| もうジムニー一台あれば十分なんじゃないか |
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海外でも大人気のスズキ・ジムニー。
海外に輸出されるのは普通車規格の「ジムニー・シエラ」となりますが、日本同様、まったく生産が需要に追いついていない、とも報じられます。
そして、本格的なオフローダーということで、なにかにつけてジムニーは様々なヘビーデューティー4WDと比較されたりしますが、今回はジープ・ラングラー・オーバーランドとのオフロード対決を行った動画が公開に。
オフロード走行性能に大事なのはパワーではない
これまでにもメルセデス・ベンツGクラスとその性能が比較されたことがあり、「そんな無茶な」と思ってはしまいますが、オフロード走行性能はエンジンパワーや車格というものは関係ないということを見せてくれるのがスズキ・ジムニーです。
そのルックスがよく似ているということからも何度かGクラスとの比較が公開されているものの、おそらくメディアによるラングラーとの直接対決がアップされるのは「初」。
ジムニーとラングラーとの対決はいかに
そして今回の動画では、まず両車のサイズを比較。
スズキ・ジムニーは全長3645ミリ、全幅1645ミリ、全高1725ミリ、ホイールベース2250ミリ、そして重量は1090kg。
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一方でラングラー・オーバーランドは全長4334ミリ、全幅1894ミリ、全高1839、ホイールベースは2459ミリ、車体重量は1762kg。
サイスや重量との比較だと、一回りどころか二回りほども違う、と言って良さそう。
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そしてジムニーはアプローチアングル37度、デパーチャーアングル49度、ブレイクオーバーアングル26.2度、回転直径9.8メートル。
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ジープ・ラングラー・オーバーランドのアプローチアングル34.8度、デパーチャーアングル29.2度、ブレイクオーバーアングル26.2度、回転直径10.5メートル。
なんと数字だけを見ると、ジムニーのほうが圧倒的に優れるようですね。
なお、ラングラーのデパーチャーアングルが意外に小さいのは、リアのカーゴスペースを重視したためだと思われます。
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そしてジムニーの渡河能力は水深30センチまで。※もっとイケそうに思える
最低地上高は210ミリです。
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ジープ・ラングラー・オーバーランドの渡河水深は驚愕の76センチ、そして最低地上高は26センチ。
このあたりはやはりタイヤの大きさ、車体の大きさが影響するようですが、この「76センチ」は驚異的ですね。※メルセデス・ベンツGクラスは70センチまで渡れる
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こんな感じでジムニーは価格が何倍もするオフローダーと十分に渡り合えるオフロード性能を持っており、「ぬかるみ」といったシーンでは、その軽さを生かしてヘビーデューティー4WDを凌駕する性能を発揮することもあるようです。
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やはりスズキ・ジムニーの最大のライバルはメルセデス・ベンツGクラス?
そして外観が似ていることからよくジムニーと比較されるのがメルセデス・ベンツGクラス。
過去には「綱引き対決」も公開されており、Gクラスのトラクション性能には驚かされます。
![](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2019/04/jimny-mercedes-g.jpg)
こちらはメルセデス・ベンツGクラスでオフロードを走行する際の注意点をまとめた動画。
そしてこちらがスズキ・ジムニーとジープ・ラングラーとの対決動画。