| さすがオレたちのトランプ |
昨日、「デイトナ500にて、大統領専用車”ザ・ビースト”を走らせる計画がある」と報じられた米トランプ大統領ですが、なんと実際にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイにザ・ビーストを持ち込み、シークレットサービスの乗るクルマ、そして40台のNASCARを従えてサーキットを走るというパフォーマンスを行っています。
これは大統領再選に向けてのプロモーションの一環ということになりそうですが、現役大統領がデイトナ・インターナショナル・スピードウェイを走ったのはこれがはじめてだそうで、実際に動画を見るとその光景は一種異様。
やはり再選は間違いない?
そしてトランプ大統領はひとしきり演説を行ったそうですが、そこでは熱いファンの「USA!USA!USA!」コールも。
こういった後継を見るに、再選はカタいかもしれないな、と思ったりします。
なお、トランプ大統領はアメリカでの雇用を増加させるために「生産業をアメリカに回帰」としきりに呼びかけていましたが、中国からアメリカに工場を戻したメーカーは現在「コロナウィルスの影響を受けておらず」万々歳といったところかも。
もちろんトランプ大統領は今回の新型肺炎騒動を予見していたわけではないものの、なんとも「(結果的にいい結果となったため)強運の持ち主だ」と感じさせられる部分でもあります。
GMがトランプ圧力に屈する。アメリカに工場建設、パーツ工場もメキシコからアメリカに移転
さらにレース開始直前には例の「ジェントルメン、スタート・ユア・エンジンズ!」の号令にてサーキットの熱気はマックスに。
そこからコースインし、サーキット走行を開始。
この重厚なザ・ビースト、そしてそれに続くシークレットサービスの姿は圧巻。
なお、このザ・ビーストは2019年5月にもトランプ大統領、イヴァンカ婦人とともに専用機「エアフォース・ワン」で来日し、あちこちで目撃情報がアップされましたね。
エンブレムはキャデラックですが、ベースはGMCブランドのピックアップトラックだと報じられていて、全長5.5メートルへとストレッチ。
装甲はチタンやセラミックを組み合わせたコンポジット素材で、その厚さは約13センチ、防弾ガラスの厚さは約12センチとも言われます。
防弾はもちろん防爆仕様を持ち、生物化学兵器対応、応戦のための銃火器の装備、ランフラットタイヤやナイトビジョンも備えているようですね。
走行したのは1周のみなそうですが、途中からは40台のナスカーがこれに追走。
ナスカードライバーにとっても、この日は忘れることができない日になったのかもしれませんね。
ドナルド・トランプ大統領はけっこうなクルマ好き
なお、トランプ大統領は車好きとして知られ、これまでにもかつて所有していたランボルギーニやフェラーリが売りに出されたことも。
とくにランボルギーニ・ディアブロはファクトリーカスタムが施された特別仕様です。
そのほか、マリオ・アンドレッティの運転にて、タンデム仕様インディカーでニューヨーク市内を走ったことも(大統領当選前)。
VIA:Global News