GMが1964年以来のエンブレムを刷新！「電動化時代に備え、我々が持つ解決策を示す」。スマホでもわかりやすいシンプルなロゴに

｜　歴史の変革においては大胆なイメージチェンジが必要　｜

さて、GM（ゼネラルモータース）が「エブリバディ・イン」と称したキャンペーンを開始するとともに新しいロゴを公開。

まず、エブリバディ・イン・キャンペーンについてですが、新しい世代へのEV購入を促進させること、EVにおけるリーダーシップを示すこと、そしてGMのEVにおけるパフォーマンスやフレキシビリティ、航続距離といった性能を示すこと。

そう考えるとこの「エレクトリック」っぽいブルーを中心とした新しいロゴにも納得です。

GMがロゴを変更するのは「ほぼ60年ぶり」

なお、GMがそのロゴを変更するのはほぼ60年ぶりだとされており、GMいわく「その歴史の中で、すべてが変わる瞬間だ。すべてが電動化されてゆく時代において我々はその解決策を持っており、それをすべての人が享受できることをしめしてゆく」。

ちなみに以前のロゴはこちら（1964年から使用されている）。

新しいロゴは3パターンあり、一番上のブルーの他、ブラックと・・・。

グラデーション版も。

いずれもパターンは同じでカラーが異なるということになりますが、アンダーバーが継続されていることもわかります。

自動車メーカー各社はロゴを変更中

なお、現在自動車メーカー各社ではロゴを変更するケースが目立っていますが、これは「スマートフォン対応」が主な理由とされています。

スマートフォンの小さな画面上でもくっきり見えるよう、そして各種SNSやファビコンとしても最大の視認性を発揮できるように「四角（円形であっても縦横の比率がイコールに近い）」「コントラスト強め」「シンプル」。

いずれもデジタル化に対応ということになり、いろいろな意味で「電動化時代」にマッチしているのかもしれません。

日産に至っては「発光すること」までを考えたデザインが採用されています。

逆に「デジタル時代」にマッチしないエンブレムも

こういった例とは逆に、「縦横比が大きく異る」「複雑」といった自動車メーカーのエンブレムも多く、フォード、フェラーリ、アストンマーティン、ポルシェ、シボレー、キャデラック、スバル、アウディ、ランボルギーニ、ブガッティあたりは「デジタル時代っぽくない」とも考えられるものの、今となってはそれが「歴史」「重厚さ」を表しているとも考えられ、これらが安易に「デジタル化」されても多くのファンはとまどうのかもしれませんね。

参考までにですが、ぼくもこういった「端末上での見え方」というものは気にしていて、よってファビコンやSNS上のアイコンもコントラストが強く視認性の高いものを使用するようにしています。

このほかのロゴを使用することもありますが、基本的には「円形」もしくは「真四角」を採用するようにし、縦横比も揃えるようにしているわけですね。

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