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ヘネシーがヴェノムF5にサーキット特化型モデル「レボリューション」を設定!限定台数24台、オープンモデルも登場すると言われ、シリーズ合計で100台程度の生産に

2023/01/13

ヘネシーがヴェノムF5にサーキット特化型モデル「レボリューション」を設定!限定台数24台、オープンモデルも登場すると言われ、シリーズ合計で100台程度の生産に

| ここまでバリエーションを拡大するということは、ヴェノムF5はけっこう売れていると考えていいのかも |

そろそろ最高速なりニュルブルクリンクなりの「記録更新」の報を聞きたいところだが

さて、アメリカのヘネシー・パフォーマンスが「時速500キロ」を標榜するハイパーカー、ヴェノムF5のサーキット特化バージョンとして”ヴェノムF5 レボリューション”を発表。

ちなみにヘネシーは「通常の」ヴェノムF5を24台販売しており、さらにオープン版のF5ロードスターを30台追加していますが、今回のヴェノムF5 レボリューションについても24台が限定販売され(その枠はほとんど埋まっているそうだ)、ウワサレベルだとこのオープン版のヴェノムF5 レボリューション・ロードスターも追加されるもよう。

つまりヴェノムF5ファミリーはトータルで100台くらいは(最低でも)生産されるということになりそうですね。

ヘネシー・ヴェノムF5はこんなクルマ

このヴェノムF5を発売しているヘネシー・パフォーマンスはアメリカのチューニングカンパニーで、フォードやシボレーなどのアメ車をチューンすることでも知られますが、ロータス・エリーゼをベースにした「ヴェノムGT」をリリースしたのを皮切りに完成車ビジネスにも乗り出しています。

ただ、ヴェノムGTは「ロータスの改造車」として合法に登録できたものの、完全オリジナルとなるヴェノムF5については公道走行可能な要件を満たしておらず、よって「ショー&ディスプレイ」用途のみとしてしかアメリカ国内では登録ができないとされています(走行距離が一定以内に制限されたりするが、こういったハイパーカーは日常的に乗るものでもなく、問題はないものと思われる)。

世界最速ハイパーカー、ヘネシーF5

参考までに、ヴェノムGTスパイダーは時速427.5キロという速度にてブガッティ・ヴェイロン・グランスポーツを押さえて「世界最速のオープンカー」の座に輝いたことがあり、こういった輝かしい経歴を見ても、ヘネシーの実力は折り紙つきということがわかりますね。

そしてヴェノムGTの後継として発売されたのがヴェノムF5で、これは1817馬力を発生する6.6リッターV8ツインターボエンジンを積むハイパーカー。

時速500キロを突破して世界最速の座を狙うという触れ込みにて登場していますが、今まで何度かテストを行っているものの、なかなか思うような記録が出せないのか、今のところ「記録更新」の声が聞かれない状態です。

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ヘネシー・ヴェノムF5レボリューションはハイダウンフォース仕様

そして今回登場したのはヴェノムF5のサーキット特化型バージョン「F5レボリューション」ということになりますが、最高速狙いだとローダウンフォースのほうが(空気抵抗が小さいので)有利となり、しかしサーキット走行を重視するならばダウンフォースを強化する必要があって、要は「最高速とサーキット走行は一つのクルマの中に同居させることが難しい」要素です。

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これがケーニグセグ・ジェスコやブガッティ・シロンにおいて「ダウンフォース違い」による生息域が異なるモデルがラインナップされる理由となりますが、ヴェノムF5も同様の手法を採用しており、ヴェノムF5レボリューションで重視されたのは「コーナーを攻めるための俊敏性とハンドリングの向上」。

そのためには足回りの再設計はもちろん、フロントには大型スプリッター、リアには固定式の巨大なウイングが与えられ、エンジンカバーにはルーフスクープ(シュノーケル)も装備されることに。

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なお、搭載されるエンジンは標準仕様のヴェノムF5と同じ1817馬力を発する6.6リッターV8ツインターボ、トランスミッションはシングルクラッチ式セミオートマチック。

駆動輪は後輪のみで、ドライブモードは「Sport、Wet、Drag、Track、F5」の計5種類が備わると発表されています。

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