テスラはカスタムするとここまで格好良くなる
テスラのチューン&カスタムが得意な「Tスポーツライン(T Sportline)」がその最新作を公開。
これはテスラ・モデルX P100Dをベースにワイドボディキット「T Largo」を装着したもので、そのオーバーフェンダーは「片側5センチプラス」。
キットそのものにはオーバーフェンダーの他にフロントエプロン、バンパー、サイドスカート、リアディフューザー、リアウイングが含まれ、それらはすべてカーボンファイバー製。
内外装は「ブラック×オレンジ」
今回発表されたテスラ・モデルXのテーマは「ブラック×オレンジ」。
ホイールも22インチサイズのサテンブラック仕上げとなり、もともとボディに付与されるメッキパーツやモールもオールブラックへ。
フロントのテスラエンブレム(T)もブラックに。
ブレーキキャリパーはオレンジ。
インテリアはこんな感じでブラック×オレンジ。
エクステリアとは逆に、オレンジの面積が大きくなっています。
ステアリングホイールなど内装パーツのいくつかはカーボン製に。
シート下部もカーボンファイバー製。
相当数のパーツがカーボン製へと変更され、かなりなコストがかかっていることがわかります。
センターコンソールもカーボン製。
リアの「P100D」エンブレムもオレンジとブラックに。
「T スポーツライン」はほかにこんなカスタムを手がけている
Tスポーツラインはこれまでにもいくつかそのカスタムを披露していますが、いずれもカスタムレベルは非常に高いのが特徴。
これらはすべて「顧客の要望にしたがって」カスタムしたとのことですが、その仕様は「無限大」であるようですね。
こちらは内外装共「スーパーマン仕様」へとカスタムしたモデルS。
外装だとモールやエンブレムなど細かいところまで、内装だと「総張り替え」といったレベルです。
そしてこちらはブラック×ホワイトのシンプルな仕様。
テスラはもはやその販売規模がポルシェと同程度にまで膨らんでおり、プレミアムカーセグメントではメルセデス・ベンツやBMW、アウディをしのぐほど。
つまり、もはや「珍しい」存在ではなく、これからのテスラオーナーは差別化のために「カスタム」を求める可能性があり、よってTスポーツラインのようなショップは今後重宝されるのかもしれません。
加えてテスラのようなEV(電気自動車)はその走行性能をチューンすることは難しく、その意味でも「弄ろうとすると」モーターやバッテリーではなく、内外装の「見た目」カスタムへと矛先が向くのでしょうね。