| 生き残りを考えるならば「テスラ」しかない? |
さて、日本だけではなく世界中での洪水被害が報じられていますが、そこで注目されているのがテスラ。
テスラのクルマは実は「水に浮く」ことが公的に認められており、タイヤを回転させることで推進力を得ることも可能です。
なお、水に浮くというのはEVならではの構造を持つためで、通常のガソリン/ディーゼルエンジン搭載車であればエンジンルームから水が侵入することになり、次に待つのは「沈む」といった事態。
EVには思わぬメリットも
ただしEVたるテスラの場合、スケートボード型のシャシーにバッテリーを敷き詰めていて、その上にキャビンが乗っかっているに近い状態であり、つまりフロントトランクまで含めたキャビン内部に閉じ込められた空気が「浮き」の役割を果たすものと思われます。
ちょっと気になるのは水の侵入による漏電やショート、感電ですが、このあたりは「細心の注意」が払われているものと思われ、とくに問題ではないのかもしれませんね。
なお、テスラの室内は大変密閉性が高いことでも知られ、その密閉性と高性能なエアフィルターをもって「細菌(生物)兵器対応」ということも謳われていますが(モデルS、モデルX)昨今の災害の多さやコロナウイルスのパンデミックによって更に人気が出るんじゃないかと思うことも。
こちらは文字通りボートのように溜まった水の中を進むテスラ・モデルX。
People cheering in the background:
— 特拉风🇨🇳T☰SLA mania (@Tesla__Mania) August 5, 2020
“A Tesla, ha!” pic.twitter.com/YsuJtefxWx
こちらも大海原を進むがごとくザブザブと進むテスラ・モデル3。
7月30日下午,一个小时左右的雨,就把西安变成汪洋。花那么多钱建的海绵城市呢? pic.twitter.com/ij82Z2K0zU
— 唐嫣 (@TiffanyTang999) July 30, 2020
冠水した道路をモノともせず走り抜けるテスラ・モデル3。
なお、イーロン・マスクCEOは「水の中に入るのはオススメしない」としながらも、実際にボートのように(テスラのクルマが)浮くということも認めています。
We *def* don't recommended this, but Model S floats well enough to turn it into a boat for short periods of time. Thrust via wheel rotation.
— Elon Musk (@elonmusk) June 19, 2016