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テスラが中国専売、「260万円の」ニューモデルを投入?成長著しい中国市場にて一気にシェアを獲得し40万台/年の販売を目論むとの報道

2021/01/11

テスラの充電器(スーパーチャージャー)

| テスラはあらゆる方面でライバルからの攻撃に備える |

さて、何かと話題のテスラですが、2022年の早い段階にて「もっとも安価なニューモデル」を投入するとの報道。

これによると、中国にて稼働を開始させたギガファクトリーにて製造を行う「モデル3とモデルYに続く”第三の”モデル」として投入されることになり、その価格は160,000元〜200,000元(日本円で約260万円〜320万円)に抑えられると報じられています。

これが実現すれば、フォルクスワーゲンID.3や、BMW iX3等多くの欧州製EVの価格を下回ることになり、さらにその強みを発揮することになりそう。

テスラはすでに自社によるバッテリー製造も発表しており、なんだかんだ言われながらも、けっこう長い目で「EVの市場動向を」予測し動いてるようですね。

プラットフォームはモデル3から

このニューモデルについては、モデル3のプラットフォームを使用した中国専売モデルになると思われ、実際にテスラは2020年1月に「中国にデザインや設計拠点を設ける改革」について触れており、これを実行するということなのかも。

なお、下の画像はその際にテスラが公開した公式スケッチですが、もしかすると「中国人による、中国人のための」テスラとなるの可能性もありそうです。

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テスラは中国市場を重要視

なお、テスラはモデル3を中国市場にて大きく値下げしており、この動きは中国市場における「競争激化」を受けたものだとも言えそう。

つまりテスラとしても競争とは無縁ではないということですが、そこでテスラが考えたのが「中国専売テスラ」なのかもしれませんね。

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なお、テスラは2020年におおよそ全世界で50万台を販売しており、しかし数年内には「中国市場だけで」40万台を売ろうという計画を持っているとも報じられ、中国専売テスラはこのための手段としても有効に機能しそう。

そして中国人は「外国人や、外国企業が中国のために」なにかしてくれることを非常に好み、(中国でのデザインセンター開設について)イーロン・マスクCEOはそのあたりの”国民性”を考慮している可能性もありそうです。

テスラは世界中で「ローカル化」を行う?

そしてテスラはインド市場にも進出すると言われ、状況を見ながらインドにも工場(ギガファクトリー)を設立すると言われています。

そしてインドもまた「特殊な」嗜好を持っていることで知られ、インド市場にて優位性を高めるためには「インド専売」テスラを開発し、インド市場への対応を行うのかも知れませんね。

テスラ・モデル3
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参照: Teslarati

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