| これまでも多数の木製モデルカーを制作しているが、回を重ねるごとにその精度が向上している |
今後どんな作品を見せてくれるのかも楽しみだ
さて、これまでにもフェラーリSF90ストラダーレのようなスーパーカー、トヨタ・ランドクルーザーといったオフローダーなどを木材からフルスクラッチにて作ってきたユーチューバー、「ウッドワーキングアート」氏。
今回はテスラ・サイバートラックを木のブロックから制作していますが、前回の作品である日産ナバーラを超える緻密な作りを持つ作品に仕上がっており、ここでその内容を見てみましょう。
木製サイバートラックは文字通り「ゼロベース」からの製作
このウッドワーキングアート氏は文字通りいずれの作品もゼロベースから制作しており、今回のサイバートラックはこういった木の塊から削り出します。
サイズ感としてはこんな感じ。
そして早速ブロックに引いたラインに従ってザクザクとカット。
ドアは開閉式とするため、前後ドア部分をくり抜きます。
そうやって作られた左右のパネルを木材で連結。
その後はタイヤハウスをくり抜き、オーバーフェンダーを残して側面を削り込んでゆきます。
サンダーで面を出し、サイバートラック特有のシャープなボディパネルを形成。
けっこうそれっぽくなってきた!
木製サイバートラックは細部の作り込みも抜かりない
さらにはドアとドアハンドルもしっかり作り込んでゆきますが、ドアは車体側に寸分の狂いもなく収まり、ドアハンドルはご覧の通りの別体パーツ。
こちらは製作中のホイール。
タイヤはこうやって削り出して・・・。
ちゃんと溝も切込みにて再現!
こちらは荷台(ベッド)を作っているところ。
そうやって作った荷台のフロアを車体に組み込むと・・・。
サイバートラック(コンセプト)同様に可動するという芸の細かさ!
その後は出来上がったパーツにニスを塗装。
なんとこれだけのパーツを削り出して作っているわけですね。
木製テスラ・サイバートラックを組み上げるとこうなる
その後はパーツを組み上げてゆくことになりますが、見えないところまでしっかり作り込んでおり、ステアリングラックやサスペンションも取り付けられます。
ダッシュボードやタブレット、ペダルもちゃんと再現。
ステアリングホイールは別途ヨーク型が用意されています。
ドアを組み付け・・・。
タイヤも装着。
ウインドウ類は透明のアクリル板をビス留め。
そして完成!
ドアやゲートはすべて開閉可能、そしてベッドはスライド展開式となっています。
現在、実車のサイバートラックの納期はどんどん伸びており、現時点では「早くて2023年」といったところですが、納車を待てない人々が実車と同じサイズのサイバートラックや、はたまたダンボール製のレプリカ、そしてこういったモデルカーなど様々な作品を披露。
納車開始前からこれだけ「自作」があふれる新型車も珍しいと思いますが、いずれおとらぬ、作者の並々ならぬ情熱には驚かされます。
-
テスラ・サイバートラックの納車は2023年4月以降?テスラの納車が遅れるのは「常」ではあるが、となると最初に予約金を支払った顧客は納車まで「4年」も待つことに
| 今回、サイバートラックの納車遅れについてはなんら理由が語られていない | それでも予約が全然減らないのは「テスラならでは」 さて、現在のテスラの株価高騰の一因となったサイバートラックですが、今回ロ ...
続きを見る
木製「フルスクラッチ」サイバートラックの制作過程を収めた動画はこちら
合わせて読みたい、テスラ・サイバートラック(のレプリカ)関連投稿
-
サイバートラックの納車を待てない男たち!今回は「木製」サイバートラックを製作しオフロード競技に参加する猛者が登場
| サイバートラックほど「発売前にさんざんレプリカが作られた」クルマもほかに無いだろう | そのホームメイドっぽい外観に好感が持てる さて、最近ようやく「最終デザインが決定した」と言われるテスラ・サイ ...
続きを見る
-
【動画】実走可能なテスラ・サイバートラックをダンボールで作った男が現れた!その驚きの精度を見てみよう
| これだけの技術と情熱を持つ人はそうそういない | さて、受注が60万台とも80万台とも言われるテスラ・サイバートラック。テキサス州に新設する工場にて生産を行うとされますが、その工場の生産能力は年間 ...
続きを見る
-
【中国動画】”自分で”サイバートラックを作った男が現れた!しかも「そのままじゃイケてないからランボルギーニ風にしてみたぞ」
| 間違いなくイーロン・マスクCEOも見ているはずだ | 昨年11月に発表され、方々に大きな衝撃を与えたテスラ・サイバートラック。その余波はとどまるところを知らず、世界中でサイバートラックグッズが発売 ...
続きを見る