| 自分自身にもリスクが及ぶ改造ではあるが、やっぱりクルマがかわいそう |
こういった動画を見ると、「クルマって意外と頑丈なんだな」といつも思う
さて、再生数を稼ぐために過激なスタントを行うことで知られるユーチューバー、ウィストリン・ディーゼル(WhistlinDiesel)。
少し前にはフェラーリF8トリブートの上に乗ったり泥の中を走らせたりモノを投げつけたりという、エンツォ・フェラーリが見たら噴飯ものの動画を公開して話題となっていますが、同氏はとことんまでクルマを(意図的に)痛めつけることでも知られており、クルマを再起不能に追い込んでしまうことも日常茶飯事となっています。
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今回はテスラ・モデル3でとことん遊び尽くす
そしてウィストリン・ディーゼルが新しく入手した「生贄」がこのテスラ・モデル3。
まずはホイールクランプを取り付けたまま走行したり・・・。
サモン(召喚)モードをガレージのシャッター越しに作動させたり、そのほかチェーンソーで後部座席をぶった切ったりと「やりたい放題」。
ただし同氏はこれに飽き足らず、こういった「タイヤが大きく、ひっくり返っても走る」玩具のようにテスラ・モデル3を改造することを思いつきます。
そして用意したのが、直径3メートルもあるこの車輪。
これをテスラ・モデル3へと装着するわけですが・・・。
通常の方法では取り付けができないので、車体を吊り上げての作業です。
完成するとこう。
実際に車両の下に人が入ることができるほどの地上高を獲得しています。
実際に3メートルの車輪を装着して走ったらこうなった
そしてウィストリン・ディーゼル箱の車輪を装着していざ走行。
こういったカーブではなんども切り返さないと曲がることができず、それは「大きくステアリングをきることが(車輪が車体に当たるので)できないため」。
それでもけっこう普通に走行しているのがちょっと驚き。
乗車位置は非常に高く(単純計算でシート座面は地上から1.5メートルくらい)、そして走行中には回転する車輪が見えるのが新鮮ですね。
そしてさらなるチャレンジが「車体を(玩具のように)ひっくり返して走行する」ということですが、簡単に車両をひっくり返すことはできないため、ショベルカーを使用して車体を「裏返しに」します。
車体を反転させるとこう。
ただし車内も完全に上下反転しているので、重力に逆らって乗り込み・・・。
ハーネスで体を固定。
なお、車両が反転しているために「リバース」に入れないと(逆さの状態で)前進できず・・・。
無理な姿勢を取らざるを得ないため、かなり運転には苦労するもよう。
そのあとは車体をもとに戻して爆走したり・・・。
無人状態のまま急斜面を叩き落とします。
そして予想通り車輪が粉砕するという結果に。
クルマにとっては不幸でもあり、しかしインパクトのある映像であることは間違いなく、かつテスラやテスラオーナーを揶揄する発言を繰り返していることもあって動画は凄い勢いで拡散し、公開1日で280万回の再生を記録しているため、ユーチューバーとしては「してやったり」なのかもしれません。
テスラ・モデル3に巨大な車輪を装着して走行させてみた動画はこちら
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