テスラ・サイバートラックがSUV最強のランボルギーニ・ウルス、トラック最強のフォードF-150ラプターRと加速で勝負。予想通りサイバートラックの圧勝【動画】

｜　わかっていたことではあるが、テスラ・サイバートラックの速さは異常である　｜

納車が進むに連れ、サイバートラックはさらなる驚きをもたらすことになるだろう

さて、テスラはサイバートラックの納車を開始しており、しかし今のところ納車されたのは従業員に対する「10台のみ」。

よって一般人によるレビューはもちろん、カーメディアによるドラッグレース対決がなされるのもまだまだ先だと考えていたものの、なんと今回Carwowがテスラ・サイバートラックとランボルギーニ・ウルス、そしてフォードF-150と加速を競わせる動画を公開することに。

テスラ・サイバートラック、ランボルギーニ・ウルスはこんなスペックを持っている

今回動画に登場するのはサイバートラックのトップレンジ、サイバービースト（トライモーター）。

これは3つのエレクトリックモーターを組み合わせて845馬力/930Nmを発生させ、価格は99,900ドル、0−60マイル加速は2.6秒、車体重量3,084kgというクルマ。

対するランボルギーニ・ウルスは4リッターV8ツインターボエンジンを搭載し最高出力は650馬力/850Nm、トランスミッションは8速AT、駆動方式はサイバートラックと同じ4WD。

0−60マイル加速は3.4秒なのでサイバートラックよりもやや加速性能は劣るものの、一方で車体重量は2,200kgとかなり軽量です。

米国での価格は208,000ドルに設定されているので、サイバートラックの「倍以上」の価格を持つということになりますね。

そして実際にドラッグレースを走ると最初から最後までサイバートラックの圧勝であり、そして驚くべきは「サイバートラックは、ハイグリップタイヤでもない普通の（しかも悪路も走れる）タイヤを装着していること」。

ドラッグレース（ゼロヨン）タイムは驚愕の11.2秒。

テスラが登場する前までは「EVが、そしてトラックが」このようなタイムを出すとは誰一人想像できなかったかと思いますが、その意味でもテスラがすべての事情をひっくり返してしまったとも考えられます。

ちなみにランボルギーニ・ウルスのゼロヨンは12.3秒。

このタイムとて「遅い」わけではなく、むしろSUVとしては例外的に速いタイムです。

ガソリンエンジン最強のピックアップトラック、フォードF-150ラプターRでもサイバートラックには歯が立たない

そしてこちらは現在最も強力なピックアップトラックの1つであるフォードF-150 ラプターRとの対決です。

フォードF-150 ラプターRは5.2リッターV8（スーパーチャージャー付き）エンジンを搭載して強力無比な700馬力 /868Nmを発生し、トランスミッションは10速AT、駆動方式はもちろん4WD、車体重量は2703kg。

価格は109,000ドルに設定されており、サイバートラックより「やや高価」なプライシングですね。

そして実際にドラッグレースを走ってみてもサイバートラックには追いつくことすらできず・・・。

そのタイムは12.4秒。

ただしランボルギーニ・ウルスの12.3秒のわずか0.1秒遅れであり、こちらも悪路走行に対応したタイヤを装着していることを考慮すると「信じられない」タイムですね。

テスラ・サイバートラックがランボルギーニ・ウルスとフォードF-150 ラプターRと対決する動画はこちら

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参照：carwow