| 初代ホンダNSXがイラスト風に |
ベトナム人アーティスト、Joshua VidesさんがホンダNSXを「マンガ風」にペイントし、自身のインスタグラムにてその様子を公開。
希少なオリジナルNSXなので、もちろんラッピングした上からのペイントだと思われますが、画像だけ見るとまさにイラスト(スケッチ)風となっています。
もとはといえば日本発?
なおJoshua Videsさんは様々なものに同様のペイントを施しており、ナイキのスニーカーや椅子なども自身のSNSにて公開中(このナイキのスニーカーはそのまま発売されても良さそう)。
なおプーマ(PUMA)では「917」なるスニーカーをシリーズ展開しており、これには「ロー」と「ミッド」があって、さらには相当数のカラーバリエーションが存在。
そのうちの一つは「ポップアート」調のペイントをスニーカー状に再現したもので、「マンガ塗り」の一つと言えるのかもしれません。
「917」の名でわかる通り、これは「ポルシェ917」をイメージしたもので、シューズ自体が細身、かつレーシングシューズ風にヒールが「巻き上げ」に。※とくに画像のカラーはマルティニっぽい
この「巻き上げ」は今ではどんどん少なくなり、ほかにはアディダス・カントリーくらいとなっているのが現状ですが、車の運転には適していて(しかも917はカントリーのようにソールがペダルに引っかかることがない)、かつ価格も最安だと4000円以下で購入できるので、一つ持っておいてもいいスニーカーだと言えそうです。
Joshua Videsさん本人はこんな人。
実際に展覧会を開催し多くの人が訪れている様子や、実際にNSXを外に持ち出した画像も公開しています(実際の風景の中にこのNSXがいるのはなかなか面白い)。
もともとこの「マンガ塗り」はガンプラから誕生した「アニメ塗り」の派生かと思われ、当然ながら相当なテクニックを要する表現方法。
下の画像はアニメの一コマではなく実際のプラモデルですが、各部に「しなり」をつけるなど相当なカスタムが施されていることがわかります。
さらには「イニシャルD」のアニメ塗りも登場(もちろんこれもプラモデル)し、アーティストの想像力はまさに無限大だと感じるところ。
アニメ自体は二次元(三次元を二次元で表現したものだとも言える)ではあるものの、それを三次元化してまた二次元化するということになり、これはサルバドール・ダリが銅像を石膏で塗って「銅像を石膏像のように見せた」のにもよく似ています。
なお、その際にメディアから「最初から石膏像で作ればよかったのでは」と指摘された時にブチ切れて「それでは全く意味がない」と怒鳴ったのは有名な話。
そのうち美少女フィギュアの「アニメ塗り」が登場するのかもしれませんね(もう登場しているのかもしれない)。