ちょっと前(2016/6)のアンケート結果ですが、ニフティが行った「車についてのアンケート・ランキング」結果。
調査レポートは7項目に渡り、「マイカー所持率」「好きなボディ形状」「好きなカラー」「好きなメーカー」「軽自動車のメリット」「運転がヘタと思うとき」「印象に残る車のCM」。
ざっと内容を見てみると、「好きなボディ形状」だと圧倒的にセダン。
次いでコンパクトカー、ハイブリッドカー(これはボディタイプではないと思いますが)、ハッチバック、軽自動車、スポーツカー、ミニバン。
ちょっと実勢とは異なる印象があり、実際に街を走っているとミニバン、SUV、コンパクトカー、ハイブリッドカーが大半のように思われます。
ミニバン人気が低いのが意外ですが、ミニバンに乗る人も「やむをえず」乗っている場合があるのかもしれませんね。
なお、大学生の頃にスポーツカー好きだった友人に久しぶりに会うとアルファードに乗っていて、「なんでアルファードに乗ってんの」と聞くと、「いや俺だって好きでアルファードに乗ってるわけじゃないんだよ」と若干キレ気味に返答されたことが思い出されます。
つまり理想と現実は違う、ということですがSUVはもっと上位に来ても良さそうです。
次は「好きなボディカラー」。
ボディカラーは価格やボディ形状に関係なく自由に(中古など制限はありますが)選べるので、理想と現実が一致しているところかもしれません。
ホワイト、シルバー、ブラックがトップ3であり、これはスーパーの駐車場を見ても明らかですね。
年齢別に見ると若年層のブラックもしくは青に対する嗜好が強いようで、これは現実とも差異がないように思います。
そして好きな自動車メーカー。
トヨタ、ホンダ、日産と予想通りの結果ですが、男性にスバル人気が高いのは面白いですね(マツダも同様)。
スバルに関してはレガシィやインプレッサ、マツダはロードスターが主にこの人気を牽引しているものと思われます。
「特に無い」というのは女性に多く、これも予想の範囲ではありますね。
ときどき思うのは、軽自動車に対する女性の反応。
多くは「軽はイヤ」というものが多いようには思いますが、女性は一般に男性に対してある程度の外見や収入などを求めますので、それを考えると見栄えと財力において「軽はイヤ」というのも理解はできます。
ただしこれは「軽自動車そのものが嫌い」ではなく、「軽自動車に乗っている男性が好きではない(この場合、自動車を財力の判断基準としている)」と考えているのだと思われます。
今どき車を男性に対する判断基準にする女性はいないという説もありますが、一般的にあれだけ外見に気を使い、相対的な地位を気にする女性が軽だろうがレクサスだろうが気にしないというのはちょっと考えにくく、これは男性が「女性にはそうあって欲しい」というファンタジーなのかもしれません。
なお、付き合っているときは男性に対して持ち物などある程度のレベルを期待する傾向がある女性でも、結婚すると一気に「軽で十分」といった感じになるというのは(聞く限りですが)ミステリーですね。
その場合、女性に対するプライオリティが「男性」から「家庭」に移り、より多くのリソース(金銭)を家庭にかけるためのパラダイムシフトが起きているのだと推測できます。