| 世の中には自分よりも人の幸福を願う人がいる |
ランボルギーニ・アヴェンタドールのオーナーがホームレスに食べ物を提供し、ホテルの部屋までも用意する動画。
見た目はタトゥーのいかついオッサンですが、こういった強面の人が優しい行動を行うとインパクトがありますね。
日本と欧米ではこういった行動に対する捉えられ方に随分差があるようで、日本だと偽善っぽく捉えられるものの、欧米だと立派な行動さと称されることが多いようです(ぼくも彼の行いは立派だと思う)。
自分がそれをできる立場にあるのならばやるべきだという考え方が(欧米には)あるようで、だからこそチャリティーオークションで市価を遥かに超える価格でものを購入したり、「慈善事業家」や「ソーシャライト」という人々が職業として成り立っているのでしょうね。
日本とは異なり、こういった人々は寄付を「待つ」のでなく積極的に(お金のある人から)寄付を集めたり、そのためにプレゼンを行ったりしますが、それもまた日本的感覚とはかけ離れているようには思います(ぼくも最初に欧米の慈善事業家から半ば強引に寄付を求められたときは驚いた)。
おそらくはこの動画についても「偽善」「これをネタにお金儲け」と捉える人がいるかとは思いますが、それでもこの動画で稼いだお金でさらに多くのホームレスを救うことができればと思いますし、なにより普通の人が行うよりは彼が行ったほうがインパクトがあり、より多くのお金を集めることができるので、これはこれでいいことだ、とぼくは思います。
関連投稿:ランボオーナーに助けられたホームレスが職をゲット。見事面接に合格し会社員になる
ホームレスに食べ物とホテルを与えたランボルギーニ・アヴェンタドールのオーナーを以前に紹介しましたが、今回は「その後」。
一息ついたところでホームレスをバーバーへ連れて行って髪を切って髭を剃り、スーツを買い与えて彼に就職活動を行わせています。
ホームレスにも幾つか種類があり、単に働きたくない人もいれば、働く意志があってもチャンスがない人もいると思いますが、彼は後者のようですね。
最初のうちはうまくゆかずに職になかなかありつけませんが、何件目かでようやく彼は職をゲット。
こちらが同日に撮影したもので「ホームレスのとき/就職活動を開始した状態」ですが、彼はホームレスというつらい時期を覚えている必要があると思ったのか、もしくは人の親切を忘れないためか、カットした髪の毛をずっと保管すると決めた、とのこと。
チャンスを与えたアヴェンタドールのオーナーも素晴らしいですが、それに報いた(元)ホームレスもまた素晴らしいですね。