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やっぱり自動運転の実用化は難しい?簡単な「トラップ」で自動運転車を封じ込め

2017/04/04

自動運転車を「動けなくする方法」がCreatorsにて公開。
仕掛けは単純で、自動運転車の周りに白線、そして破線を聞いておけば車はそこから出られなくなる、というもの。
これは「白線から破線を超える動きをしてはらなない」というプログラムを「逆手に取った」もので、たったこれだけで動きが封じられてしまうのが現在のレベル、ということを表しているのかもしれません。

BMWは自動運転の実用化について「あと10年は必要」としており、テスラは「今すぐでもOK」というほどの姿勢差が各メーカーにも見られますが、こういった動画を見ると「まだまだ道程は遠い」と言えそうですね。

なお、以前に「自動運転の限界」についてエントリーしたように、自動運転を悪用することは現段階ではどれほどでもできますし、自動運転の実用化を行うのであれば、まずはそれに対応したインフラづくりから始めるしかなさそうです。

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米調査会社「2030年までには路上を走る車の25%が自動運転になる」

米ボストン・コンサルティングの調査によると、2030年までにはアメリカの路上を走る25%の車が自動運転いなるだろう、とのこと。
確かに現在自動運転は多くの自動車メーカーが取り組んでいる課題でもあり、早晩実現するのは間違いなさそう。

ただ、自動運転は自動車側の技術の問題だけではなく「法整備」が絡むのが難しいところで、これについては各メーカー間の開発コストを平準化する意味でも「世界で統一」したいところ(現在その方向で動いているようなので、これは問題なさそう)。

もう一つは「インフラ」で、これは国によって通行の方向が異なりますし、ラウンドアバウトがある国やそうでない国、自転車の扱いが国によって異なるということ、習慣などを考えると、「すべての国向けに」対応するように自動運転車を作るのは非常に困難と考えられ、そう考えるとまずは「幹線道路を走るバス」のような公共車両から実用化が始まるのかもしれません(個人向けだと個々の条件の差異が大きすぎる)。

現在の環境ではとても完全自動運転車が実現したり、無人のタクシーやバスが路上を走ることになるとは想像できませんが、「徐々に」世の中はシフトしてゆくのでしょうね。

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