BMWが「自動運転のレベル」を動画で紹介。
レベル1~レベル5について、車内と車外にわけて解説を行っています。
たとえば「レベル2」だと「加速・操舵・制動のうち、複数を車両が行う」という定義となりますが、上の画像のようにドライバーの運転が基本で、自動運転は「アシスタント」。
ステレオカメラやセンサーで周囲の状況を判断し、危険を知らせてくれたりブレーキアシストを行うものですね。
現在殆どの「自動運転」を名乗る車はここに属している、と思われます。
レベル3だと車が自動で運転を行うものの「緊急時や自動運転システムの限界時にはドライバーが操作を行う」ことになり、事故の際の責任もドライバーに。
これもやはりカメラやセンサーを用いて車の周囲360度の安全をコンピューターが判断し、各種操作を行う、というもの。
BMWでは2021年程度の実用化としていますが、おそらくテスラはこれを達成していると思われます。
レベル4だとドライバーは何もする必要がなく、これもBMWでは2021年頃の実用化としていますね。
レベル5では完全自動運転(ドライバーは運転席にいる必要すらない)となり、2030年くらいに実用化の予定。
テスラは「レベル5相当の自動運転については数年内に達成」としていますが、BMWやメルセデス・ベンツは「10年以上先の話(しかもいつになるかわからない)」としており、メーカー間によってかなり差異があるようです。
なお現在定められている「自動運転」の定義は下記の通り。
ドライバーが運転に関する全ての操作を行う。
レベル1
加速・操舵・制動のいずれかを車両側が行う(自動ブレーキ含む)。
レベル2
加速・操舵・制動のうち、複数を車両が行う。
アダプティブ・クルーズコントロールもこれに該当。
レベル3
加速・操舵・制動を全て車両が行うが、緊急時や自動運転システムの限界時にはドライバーが操作を行う。
なお事故時の責任はドライバー。
レベル4
完全自動運転を車両が行い、ドライバーは運転に関与しない、または存在しない。
レベル5(新設)
レベル4に加え、走行に関して限定条件がない「完全自動運転」。
https://www.youtube.com/watch?v=E8xg5I7hAx4
こちらはBMWの「ワイヤレス充電システム」について説明した動画。
これが出来るようになると非常に便利で、コネクタを挿さずにすみますし、「充電し忘れ」もなくなると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=zRnl5lLZxLc