シンガポールにて、スーパーリッチ向けのスーパーカー専用駐車場が登場。
これは現地企業「アウトバーン・モータース」が発表したもので「オートモーティブ・インベントリー・マネージメント・システム」=AIMSを利用しており、15階建てで各フロアに4台、合計60台を収納可能としたもの。
車を収納する場合、オーナーはパレット式立体駐車場と同じようにエレベーター内へと車を乗り入れます。
その後車は自動的に所定の位置へ。
シンガポールは英語が日常的に話されていること(なまりが強いですが)、法人税が低いことから多くの海外企業が集まることで知られ、「起業難易度」も低いためにスタートアップ企業も多く集結。
そのために財を為した人も多く、かなりの数のスーパーカーがいる、とされていますね。
観光や流通にも力を入れており、「ルイ・ヴィトン・アイランド」があることでも知られます。
なおこういった「スケルトンタワー」は世界各地に点在し、大阪にも規模が小さいながらも「アートスポーツ」のタワーの中にスーパーカーがみっちり詰まっているのを見ることが可能。
ほかでも同じシンガポールにて、車ごと部屋に乗り入れ可能なタワーマンションなども報道されていますね。
先日、ポルシェのチラ見せはけっこう意図的なものが多いいんじゃないか、と記載しましたが、またしてもスモール・パナメーラ(ペイジャン)のような思わせぶりなモデルが登場。
ポルシェデザインがマイアミに建設(デペロッパーは現地の不動産業者と思いますが)する「ポルシェデザインタワー・マイアミ」のオフィシャルレンダリングで、これは高さ198mの高さを持ち、60のストアと132の部屋を持つ複合施設で2016年に開業するそうです。
3基の自動車用エレベーターを備え、各部屋とも2つから4つのガレージを備える、とのこと。
84%はすでに売れているようですが、最低でも一部屋の価格は邦貨換算で670億円以上(さすがにこの額だと高層ビルが建つので何かの間違いかと思うのですが)。
まだレンダリングの段階ですし、ここに描かれる車に大きな意味はないのかもしれませんが、911でもパナメーラでもなく、わざわざ新しい車を登場させる、というのはきっと意図があるのだと思います。