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R8 e-tron再び?アウディの開発トップが「スーパーEV」発売の可能性を示唆

2017/06/25

アウディ

 

アウディ開発部門のトップがCar&Driverに語ったところでは、「エレクトリックスーパーカーも検討中」とのこと。
ただし「すぐに」登場するわけではない、とも付け加えています。
アウディは過去にエレクトリック・スーパーカーとして「R8 e-tron」を発売していますが、これは航続距離450キロ、462馬力、0-100キロ加速3.9秒、最高時速250キロ。

登場までにおよそ6年の歳月を要し、販売価格は1億2000万円、販売台数は100台程度(現在は販売終了)。
天下のアウディをもってしても開発が相当に難航し、加えて販売に苦労したことを考えると、いかにEVスーパーカーが「難しいか」もわかりますね(EVは高速走行になると一気に負荷が増え、スーパーカーとEVとの相性はもともとよくない)。

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ただ、各社とも「エレクトリックスーパーカー」に興味があるのは間違いないようで(特に新興メーカーにとってはドライブトレーンがガソリンエンジン車に比べ簡便で、ニュース性の高いEVは色々とメリットがある)、中国ではNIO、ファラデー・フューチャー、テックルールズが相次いで1000馬力以上のスーパー(ハイパー)EV発売をもくろんでおり、実際にテックルールズは「発売」までこぎつけているようですね。

クロアチアの「リマック」はすでに販売中ですし、ポルシェの「(スーパーカーではないものの)ミッションE」も現実的な車であり、加えてマクラーレンも「フルエレクトリック版P1」を計画中と言われ、ここしばらくは新興メーカー中心に、各社とも「エレクトリックスーパーカー」に注力するのかもしれません。

現時点ではスポーツ走行をするとすぐにバッテリーが消耗してしまうのが(発熱も)問題とされ、マイクロタービンなど「発電できるもの」を装備する必要はありそうです。
でないと「サーキットの周回を重ねる」「最高速チャレンジ」といったスーパーカーの醍醐味を味わうことができず、魅力が半減、ということに。

スポーツカーメーカーがもっともこの問題を把握していると思われ、だからこそ(マクラーレン以外は)エレクトリックスポーツに手をつけないのだと思われますが(ミッションEはスポーツカーではないと思われる)、アウディがどう出てくるのかは興味のあるところですね。

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