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ボクは今、パンツ(下着)の入れ替えを検討している。やはり候補はブランド設立以降愛用しているTOOT一度、気になるカラーを集めてみた

2023/08/24

ボクは今、パンツ(下着)の入れ替えを検討している。やはり候補はブランド設立以降愛用しているTOOT一度、気になるカラーを集めてみた

| 実際、これまでにもTOOT以外の多数のブランドを試してはいるが、TOOTを超える製品にはいまだ出会えていない |

そんな中、唯一TRIOはまだいいポジションにつけている

さて、(下着の)パンツの入れ替えを大規模に行おうと画策中。

知っている人は知っているのですが、ぼくは「TOOT」なるブランドのパンツを(設立以来)愛用しています。

その理由を上げると枚挙にいとまがなく、大きく分けると「製品としての品質 / デザイン」そして「パンツに取組む姿勢」という、クオリティ麺とフィロソフィ面に分けることができるかもしれません。

男性用パンツは「TOOT前」と「TOOT後」に分かれる

なにをそんな大げさなと思われるかもしれませんが、ぼくは男性用下着としてのパンツは「TOOT前」と「TOOT後」に分かれると考えており、つまりTOOTはパンツ界におけるゲームチェンジャーであり、TOOTが男性用パンツ業界を変えたと考えています。

TOOTが登場する前だと、男性用の下着というとBVDとかグンゼ、あるいはラルフローレンやポール・スミスなどのライセンスものばかりで、パターン(型紙)が同じで色や柄だけが異なるといった味気のないものだったわけですね。

加えてフィット感や生地、パターンにこだわったブランドは皆無であったと言ってよく(かろうじてフランスのHOMだけが優れたデザインとフィット感を実現していた。ワコールもフィット感の高いものを出していたが、それは中年用の補正下着だったので性質が異なる)、そこに登場したのがTOOT。

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それまでのパンツが「画一的な生地やパターンに対し、色やプリントをちょっと変えただけ」であったのに対し、TOOTは生地やパターン、製法を大胆に再構築しており、まさにパンツの概念を根本からひっくり返した「パンツ界の革命児」であったと考えています。

たとえば立体的なつくりであったり、ウエストのゴム(バインダー)部分の太さや強度、動きやすいように配慮されたカッティング、そしてモデルよっては綿素材のみとしたり、あるいは化学繊維のみとしたり、あるいはその両方を部位によって使い分けたり。

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かつ、プリントのみではなく刺繍やメッシュ、場合によってはレースやフェイクレザーを取り入れるなど完全に常識外れな展開を行っているのですが、それまで「日陰者」であった男性用下着を一気に主役へと持ち上げることができるだけの主張をもたせることに成功しており、ここで多くの人は「パンツにはここまでの可能性が残されていたのか・・・」と気づくことになったんじゃないかと思います(だれもが見向きもしなかった男性用下着の可能性に着目し、そのポテンシャルを示したのがTOOTである。それによって新しい市場を創出したといっていい)。

実際のところ、TOOTの登場後にはSAXX、DUGAS、MOSKOVA、TRIOその他モロモロのフォロワーが登場し、そして競争に勝てずに淘汰されてしまったブランドも少なくはないのですが、TOOTはそういったレッドオーシャンの中においても「追ってくるものがあれば、さらに先に行くまで」という姿勢を貫き、追いすがる競合ブランドを突き放し、常にトップランナーとしての地位を確保しています。

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TOOTは追ってくるライバルよりも先に行く

つまり、TOOTのライバルたちはTOOTを形だけ模倣したに過ぎず、TOOTの真髄、そのデザインの持つ意味を理解していなかったがためにTOOTを超えることはもちろん、追いつくことすらできなかったのだと思われますが(今でもTOOTに近いブランドはないと考えている。ぼくにとっては”TOOTかそれ以外”である)、そのためTOOTは常に品薄となっていて、一時は「製品が足りないので」百貨店から撤退したこともあるくらい。

現在では生産体制を増強し、供給数を増やしているものの、それでも需要を満たすだけの生産数を確保することは難しく、よって今でもモデルによってはすぐに売り切れとなってしまいます(よってメルマガに登録し、新製品の案内が来ればすぐにオンラインショップを見に行き、気に入ったものがあれば即座に購入することをオススメ。TOOTは再生産を行うことがほとんどなく、定番であってもすぐに終売となることがある)。

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ちなみにTOOTをデザインするのは「パンツのことしか考えていない」デザイナーであり、そこから湧き上がるインスピレーションを次々と形にしているわけですが、その素材の選択や縫製などが非常に高度なレベルにあるため大量生産が難しく、しかし「品質を維持するためには現在のレベルが限界である」とも。

よって「利益のために品質やデザインを犠牲にしない」のがTOOTであり、そこがまたファンの期待を裏切らないところでもあり、「なんとしても手に入れたい」と思わせる所以なのかもしれません。

ちなみにTOOT登場後には「シームレス」をウリにする新勢力「BETONES」が登場し、一時期ぼくはそちらに移行したことあったのですが、やはりTOOTのフィット感が忘れられず、今に至るまでTOOTを愛用し続けています。

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TOOTにはこんな製品がある

そこで最近の新製品にて気になったものを挙げてみると、こちらはフェラーリ296GTB/296GTSのアセット・フィオラノ・パッケージみたいなカラーリング。

なお、一番上の画像のパンツはぼくの296GTBのカラーコンビネーションとドンズバで同じなので、ひとまず購入し、納車の日に(誰に見せるわけでもないですが)履いてゆきたいと考えています。

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これはグリーンにイエローというロータスっぽい色。

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アストンマーティン・ヴァンテージ発表時のイメージカラーっぽい色のパンツも。

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これもアストンマーテンっぽい感じですね。

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シトロエンにこういったカラーがありそうだ・・・。

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ロッソにビアンコのリバリーっぽいパンツ(白い横のストライプ部分はメッシュ)。

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こちらは一番ベーシックなモデルで・・・。

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カラバリも多数。

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丈の長さやウエスト、裾の処理も多数バリエーションが存在します。

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こういった柄物も多数。

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ヘリンボーンのスーツを脱いだらヘリンボーンのパンツ、というのもなかなかナイス。

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参照:TOOT

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