
| EVならではの特殊な挙動、フィーリングが「そのまま」残されており、ガソリン車の模倣は目指してない |
これはこれで「非常に楽しい」乗り物だと思う
さて、BMW CE 02にて箕面の峠を早朝ライド。
「箕面記念の森」まで足を伸ばしていますが、そこでサクッと撮影してきたので画像をUPするとともに実際に乗った印象などを述べてみたいと思います。
なお、山道の「登り」ではさすがにバッテリーを盛大に消費することになり、自宅を出たときには満充電を行い「航続距離98km」と表示されていたものの、5〜6km走行するだけで航続距離が「55km」まで減ってしまい、しかし帰りは逆に下りメインであったため、自宅についた時は(回生ブレーキによる充電の成果もあって)「航続距離95km」。
つまり山を「登って降りた」ことでプラスマイナスゼロとなっており、回生による充電の強力さを思い知った次第です(つまり回生ブレーキを活用する乗り方だと航続距離が伸びる可能性が高い)。

BMW CE02の運転フィールは「ガソリン車とちょっと違う」
そこでまず実際に運転したフィーリングですが、さすが電動モデルだけあって出だしはけっこう「機敏」、しかしそこからの速度の伸びが鈍く、これはバッテリー消耗を抑えるための設定だと思われます。
BMW CE 02のスペック
- モーター出力:11kW(約15PS)
- 最大トルク:55Nm
- 最高速度:95km/h
- 0-50km/h加速:3.0秒
- 航続距離(WMTC):96km
- バッテリー:48V リチウムイオン(2基)
- 車重:132kg
- シート高:750mm
- 駆動方式:ベルトドライブ
- 新車価格:1,277,000円

あくまでも街乗りメインのコミューターである
上記スペックを見てもわかるとおり、「0-50km/h加速:3.0秒」とけっこう速く、しかし「0-100km/h加速」は非公開で、実際のところ最高速は96km/hに押さえられているため「100km/hに到達しない」のがこのCE02。
たとえばガソリンエンジンを積むバイクだと、エンジンの回転数が上昇するとともに「右肩上がり」で加速してゆきますが、CE 02では「時速40kmくらい」まではぐっと加速するものの、そこからの加速が急激に鈍り、けっこうグリップを回さねば加速しないという印象。
イメージとしてはガソリン車が「一直線で」加速してゆくのに対し、CE 02は同じようにアクセルを開けても「一定のところから加速しなくなる」という感じ。

ただ、これは購入前からある程度予想していたことであり、ぼくの使い方としては「完全に街乗り」なので、タウンスピードでの巡航さえ気持ちよくできればまったくOKという感じ。
その航続距離からして高速道路に乗ってのツーリングにはもともと向きませんが、高速域での加速が鈍いため、高速道路を走るにはストレスの溜まるバイクなのかもしれません。

なお、バッテリーは「シートのすぐ下」に収まっていて、つまり車体最下部ではないため意外と重心が高く(しかし不安定という感じはない)、そしてエレクトリックモーターのトルクが強いために「押し出される」印象があるため、いわゆる”プッシュアンダー”のような現象が起きる傾向にあり、「低速で曲がりながら加速する時」はちょっと違和感がある感じ(すぐに慣れる)。

ちなみにですが、EVならではの近接警告音は発生しないようで、完全に「無音」で走ることになり、しかしここでちょっと気になるのが「ディスクブレーキの引きずり音」。
これは自転車やバイクだと「宿命」ともいえるノイズであり、しかしガソリンエンジンを積むバイクではエンジン音にかき消されてその音がわからず(エンジンを切って滑走すると聞こえる)、このCE 02は「無音で」走るためにそのノイズが聞こえてしまうというわけですね。

そしてもちろん振動は皆無なので快適に乗れるのですが、一方でサスペンションはちょっと固め(リヤサスペンションは一番やわらかい位置にセットしてある)。
ただし突き上げがきつかったりガタガタしたり鋭い衝撃があったりするわけではなく、「ダンピングが硬い」という感じです(初期のアタリがマイルドなので高級感がある)。
一方でシートはかなり柔らかく、これでサスペンションの硬さを相殺しているという雰囲気です。

BMW CE 02:全体的な印象
全体的には「無音で振動がない」ことから強くEVであるということを意識させられる乗り物で、かつ加速特製やハンドリングもガソリン車とはやや異なるという点からも「EVっぽさ」が感じられる1台。
ただ、BMWは4輪でも「EVであることを隠そうとしない」傾向にあり、よってCE 02についても「ガソリン車に似せようとは思わず」EVならではの特製をフルに活かした設定になっているのではとも考えています(ただ、現時点であまりにガソリン車とかけはなれてしまうと危険を招く可能性もあり、EVらしさを過剰には強調してはいないようだ)。

もちろんぼくはそういった側面を事前に理解しており、そのうえでこのCE 02を購入したのでなんら不満はなく、むしろ「予期した通り」という感じで非常に気に入って乗っているというのが現状です。
なお、メーターは最小限の構成にとどまっていて、そのためスマートフォンとの接続によってそれを補うという考え方なのですが、降車時に「スマホを取り外すのを忘れないようにしないとな」というのが目下の注意すべきところだと認識しています。

BMW CE 02でちょっと走ってきた動画はこちら
合わせて読みたい、BMW CE 02関連投稿
-
-
BMW CE 02ついに納車。ボクにとって初の「BMWのバイク」、そのためちょっとテンションが高め。人を選ぶ車両だが、ボクが「選ばれた」のかどうかはわからない
Life in the FAST LANE. | CE 02はデザイン、用途、ターゲット等すべてに「割り切った」バイクである | 実際にしばらく乗ってみないと「使えるかどうかはわからない」が さて、B ...
続きを見る
-
-
BMW CE 02「プチカスタム」。ナンバープレートの台座を加工して「スッキリ」、そのほかいくつかボルトを交換し美観を向上
Life in the FAST LANE. | CE 02はもともとディティールにこだわっているだけに、カスタムの余地が少ないバイクでもある | あといくつかの部分においてカスタムを行ってみたいと考 ...
続きを見る
-
-
BMW CE 02の「プチカスタム」最新版。使用せずに保管してあったBMWエンブレムを車体に貼り付け、バルブキャップの交換も
Life in the FAST LANE. | なぜCE 02の車体両サイドのエンブレムが「質素なプリント」なのかはナゾである | そこはブランディング上、コストをかけてほしいところでもあったが さ ...
続きを見る











