007映画の撮影にて使用されたアストンマーティンDB5が4.8億円で落札！007映画60周年記念競売にてダニエル・クレイグ着用のオメガは3500万円

｜　数ある名作シリーズの中でも007映画は格別の人気を誇る　｜

そして今後さらに価値を上げ続けるのは間違いない

さて、オークションハウス、クリスティーズの主催によって大々的に開催された「007映画60周年記念オークション」。

ジェームズ・ボンド映画60周年を記念して60ものアイテムが出品されていますが、その出品物のひとつである「アストンマーティンDB5スタントカー」が292万2000ポンド（約4億8000万円）という高額にて落札されています。

ちょっと面白いのは、落札によって得られた収益金はすべて、英国諜報機関の現役隊員と元隊員を支援するプリンス・オブ・ウェールズの慈善基金「プリンス・トラスト」、そして英国特殊部隊の現役隊員と元隊員を支援する3つの慈善団体に寄付される予定だと報じられていること。

このアストンマーティンDB5はこんなシーンで使用された

このアストンマーティンDB5は、アストンマーティン・ラゴンダ社がオークションのために寄贈したもので、「007／ノー・タイム・トゥ・ダイ」のために製造・設計された8台のうちの1台です。

このストンマーティンDB5は、映画のオープニングにて、ダニエル・クレイグがレア・セドゥを助手席に乗せてイタリアのマテーラを走り抜けるシーンで使用された個体であり、回転式デジタルナンバープレート、格納式ヘッドライト、ポップアップ式マシンガン、プロップボムを発射することができることが特徴で、撮影によってついた「生々しい」傷も付加価値のひとつなのかも。

もちろん実際に公道走行はできないクルマであり、購入者は単に「飾るだけ」として購入したということになりそうですね。

今回のオークション開催に際し、アストンマーティンは「ジェームズ・ボンドのDNAの一部であることを非常に誇りに感じており、この60周年を記念して、「ノー・タイム・トゥ・ダイ」のために制作したアストンマーティン独自のモデルを販売できることを嬉しく思っています。この特別な車の販売が、ジェームズ・ボンド・フランチャイズが慈善活動を支援するという長年の伝統の中で、私たち自身の役割を果たし、私たちの心に近いいくつかの慈善活動に大きく貢献できることは、とても素晴らしいことです」とコメント。

その他はこんな「ノー・タイム・トゥ・ダイ」関連ロットも落札される

このオークションでは、他に2台のアストンマーティンモデルが落札されており、こちらは劇中にてダニエル・クレイグが運転した1981年製のアストンマーティンV8で、落札価格は63万ポンド（なんと1億400万円）、そして収益金は国連難民局を支援するために使用されるのだそう。

このDBSスーパーレッジェーラ 007エディションは40万3200ポンド（約6700万円）で落札され、その全額がプリンス＆プリンセス・オブ・ウェールズの王立基金に寄付される、とのこと。

そしてこちらはダニエル・クレイグが映画の撮影にて使用したオメガ シーマスター ダイバー300M（たぶん磁気パルスは出ない）で、こちらは約3500万円にて落札されています。

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