クリス・ハリスがポルシェ911RとアストンマーティンV12ヴァンテージSを試す動画。
公道、サーキット両方において果敢に攻めていますね。
アストンマーティンV12ヴァンテージSはおそらく最後の「自然吸気V12エンジン」を搭載したアストンマーティンとなる見込み。
試乗している車はマニュアル・トランスミッションですが、アストンマーティンは「マニュアルを作る最後のメーカーになっても」マニュアル・トランスミッションを作り続けると豪語。
一方のポルシェ911Rは911GT3RSのPDKをマニュアルに換装し、よりシンプルな構成にした「純粋な」911。
ポルシェは「GT系には自然吸気エンジンを搭載する」ことを明言しており、当面はターボエンジンの搭載はなさそうですね。
ただしトランスミッションについては「マニュアル・トランスミッションの搭載は商業的に難しい」として継続について不透明な発言をしていますが、現在の911Rの中古市場価格を考慮すると「マニュアルの人気は無視できない」と判断するのかもしれません。
両者とも自然吸気エンジン+マニュアル・トランスミッションというところが共通項ではありますが、エンジン搭載位置はアストンマーティンがフロント、ポルシェがリアと真逆のパッケージング。
そのため双方とも走りにはかなり差があるようですが、動画を見るとアストンマーティンV12ヴァンテージSの方はかなりサスペンションのストロークがあるように見えますね。
https://www.youtube.com/watch?v=HYH43VNLrN0
ポルシェ911きってのスパルタンモデル「911R」ですが、EVOの試乗にて時速322キロを記録。
ポルシェ911Rは500馬力の4リッターNAを搭載し専用の6速マニュアル・トランスミッションを装備しています。
そのためPDKを搭載するベース車の911GT3RSよりも軽量で重量はわずか1370キロ。
0-100キロ加速は3.8秒、最高時速は323キロですが、その数値に偽りなしというところですね。
なお、この速度だと通常は振動がけっこう出るものですが、全くと言ってよいほど振動がなく、ビタリと安定しているのは驚異的。
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EVOがさっそく発表されたばかりのポルシェ911Rをレビュー。
さすがに貴重な車であるためか走行こそありませんが、ポルシェの人を交えて細部に渡るまでの解説、そしてベースとなった車に比べて「いかに変わっているか」を述べています。