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ベントレー初のEV「トルカル」にファーストエディション登場。トルカルのポテンシャルを最大限に引き出した888馬力、オプションは「全部入り」

ベントレー・トルカル「ファーストエディション」のフロントサイド
Bentley

究極のラグジュアリーと圧倒的スペックを凝縮

「ベントレーのEV」にどれだけの人が購買意思を示すのかには興味が尽きない

2026年9月に世界初公開され、ベントレー初の完全電気自動車(BEV)として大きな話題を呼んでいる同社の新型ラグジュアリーSUV「トルカル(Torcal)」。

コンチネンタルGT、フライングスパー、ベンテイガに続く「第4のモデルライン」として登場したこの電動SUVに、早くも特別な限定車が加わったというのが今回のニュースです。

今回発表された「トルカル ファーストエディション(Torcal First Edition)」は、トルカルが持つポテンシャルを最大限に引き出した特別なローンチモデル。※限定台数、あるいは販売期間についてはアナウンスされていない

通常であれば個別に選択する贅沢なオプションや専用デザインを完璧にコーディネートし、圧倒的なパフォーマンスと唯一無二のクラフツマンシップを融合させたこの限定モデルについて見てみましょう。

ベントレー トルカルのエクステリア〜フロント
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この記事の要約

  • ベントレー初の完全電気自動車(EV)「トルカル(Torcal)」に、豪華な特別装備と最上級パワートレインを凝縮した限定ローンチモデル「ファーストエディション」が追加
  • 最高出力888 PS(876 hp)、最大トルク1,350 Nmを発揮するシリーズ最強の電動パワートレインを搭載し、0-100 km/h加速はわずか2.9秒を誇る
  • 22インチ専用ホイールやカーボンファイバー・スタイリング、グラフェングレーのMulliner(マリナー)製キャリパーに加え、パワーアシストドアや28スピーカーを内蔵するNaim製オーディオなどを標準装備した特別仕様
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ベントレー トルカル ファーストエディションの概要

「トルカル ファーストエディション」は、新型トルカルの市場投入を記念して設定された特別仕様車。

最大のトピックは、トルカルのラインナップ中で最も強力な最高出力888 PS(876 hp / 653 kW)、最大トルク1,350 Nmという桁外れのパワートレインが標準設定されている点で、これによって0-60 mph(約96 km/h)加速はわずか2.8秒、0-100 km/h加速は2.9秒を達成し、最高速度は260 km/hをマークすることとなり、大柄で優雅なラグジュアリーSUVでありながら、スーパーカーをも凌駕する圧倒的な加速性能を備えています。

エクステリアにはカーボンパーツや専用デザインのホイールが奢られ、インテリアには最新の快適装備と音響システムが惜しみなく投入された、まさに「全部入り」の究極のトルカルというわけですね。

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特徴・スペック・デザイン

ファーストエディションならではの特別感と、究極のクラフツマンシップが息づくディテールは以下の通りとなっていて・・・。

  • アグレッシブなエクステリア・スタイリング:フロントバンパーウィングレット、ミラーキャップ、サイドシル、リアディフューザーにカーボンファイバーを採用した「カーボンファイバー・スタイリング・スペシフィケーション」を標準装備。足元には、グロスブラック仕上げとリキッドシルバーのスポートを組み合わせた22インチ専用ホイール、セルフレべリング(常時直立)エンブレム、Mulliner(マリナー)によるグラフェングレーのブレーキキャリパーが装着される
  • 職人技が光る専用インテリアと「Colour Specification」:インテリアにはコントラスト・シェブロン(山型)をあしらったビスポークのシートキルティングとイルミネーテッド・トレッドプレート(ドアシル)を採用。さらに標準装備の「Colour Specification」により、マリナー専用の2色を含むカラー分割や、8色のアクセントカラー、第3のインテリアカラーの導入が可能となり、グロスカーボンファイバーのインテリアパネルとともに上質な空間を演出する
  • 先進機能と極上の快適装備:自動で開閉する前後「パワーアシストドア」や、調光機能を備えた「フロステッド・ダイヤモンド・スイッチブル・サンルーフ」を装備。フロントにはウエルネスシート、リアにはベンチレーション機能や快適ヘッドレストを備えた「リア・コンフォート・シート・スペシフィケーション」が奢られる
  • Naim for Bentley 最上級サウンドシステム: 1,780 Wの出力を誇る28スピーカー構成の「Naim for Bentley」システムを標準搭載。シートに埋め込まれた体感型トランスデューサー(振動子)やヘッドレストスピーカー、Dolby Atmos 7.1.4環境により、かつてない没入感あふれる音響空間を提供する
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項目ベントレー トルカル ファーストエディション 主要諸元
パワートレイン前後2モーター(AWD)+ 113 kWh バッテリー(800V)
最高出力888 PS(876 hp / 653 kW)
最大トルク1,350 Nm
0-100 km/h 加速2.9 秒(0-60 mph:2.8秒)
最高速度260 km/h
主な足回り装備22インチ専用ホイール、Mulliner製グラフェングレーキャリパー
主な外観装備カーボンファイバー・スタイリング、ファーストエディションバッジ
主な内装装備パワーアシストドア、調光サンルーフ、28スピーカー Naimオーディオ
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競合比較・市場での位置付け

ウルトラ・ラグジュアリーSUV市場が電動化へ向かうなか、ベントレー初のBEVとなるトルカル、そしてこのファーストエディションは極めて象徴的な立ち位置を占めていて・・・。

  • 電動スーパースポーツSUVの新たなベンチマーク:888 PS / 1,350 Nmというスペックは、ガソリン車を含めた歴代ベントレーの中でも最高峰のトルク数値(さすが車名が”トルクの語源”を意味するだけのことはある)。ライバルとなるハイエンド電動SUV(ロータス・エレトレや将来の超高級BEV等)に対し、単なる加速スペックの誇示にとどまらず、フライングスパー譲りの極上の静粛性と乗り心地、そして伝統のハンドクラフト品質を完璧に融合させている点が最大の強みでもある
  • 価格帯とデリバリー:標準モデルのUK価格が約173,300ポンドからとされるトルカルに対し、この最上級ファーストエディションは£200,000前後の価格帯が見込まれており、生産は英国クルー(Crewe)工場にて行われ、顧客へのファーストデリバリーは2027年第2四半期(Q2)より順次開始される予定
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補足情報

今回のファーストエディションの発表からは、ベントレーの電動化に対する独自の哲学が見えてくるかのようで・・・。

  • 「V8の鼓動」に着想を得たサウンドトラック:トルカルは完全電動化されているため、本来は排気音を出さないものの、車内外のスピーカーから聞こえる独自の走行音は伝統の6¾リッターV8エンジンの鼓動を着想源としてプロのミュージシャンによって制作されたもの。ファーストエディションに採用される極上のオーディオ空間において、このユニークなデジタルサウンドがダイナミックな走りを引き立てる
  • 800Vアーキテクチャによる超高速充電: 113 kWhの大容量バッテリーを搭載し、最大400 kWの急速充電に対応。10%から80%までの充電をわずか16分程度で完了できるため、超高性能BEVでありながら長距離グランドツアラーとしての実用性も完璧に担保されている
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結論

ブランドの新たな歴史を告げる初の完全電気自動車「トルカル」の魅力を”限界まで高めた”今回の「トルカル ファーストエディション」。

888馬力の圧倒的なエレクトリックパワー、そしてカーボンパーツが醸し出すスポーティなオーラ、そして職人技が凝縮された静寂のラグジュアリーキャビン——。すべてにおいて一切の妥協を排したこの1台は、次世代のウルトラ・ラグジュアリーモビリティの頂点として、世界中のコレクターを魅了することになりそうですね。

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