| 1台に使用されるパーツは1,000点以上、製作にかかるのは300時間、価格は160万円 |
いつも世界中からレアなスーパーカーを紹介してくれるユーチューバー、Shmee150氏ですが、今回はハイエンドモデルカー(ミニカー)メーカーとして知られるアマルガムの様子を届けてくれています。
アマルガム(Amalgam Collection)は1995年設立と比較的新しく、もとはダイソン(掃除機)のプロトタイプを作っていたイギリスの会社。
3D CADを使用した設計技術に優れ、それをベースにした3Dプリンティング、CNCといった成形技術を得意とします。
その後ミニカー製造に乗り出しますが、そのとんでもなく精巧なモデリングが評価され、多くの自動車メーカーと提携してそのモデルカーを製造することとなっていて、とにくブガッティ、マクラーレンとは強い関係があるようです。
Shmee150氏は「青」が好き?
そして今回、Shmee150氏はちょっと前に納車されたメルセデスAMG G63に乗り、ブリストルにあるアマルガム本社へ。
これまで所有してきた車両や、現在所有している車両、そのほか着ている服などから推測するに、ブルーそしてパープルがお気に入りのようですね。
なお、アマルガムには「ワンオフ」モデルの製作を依頼することが可能で、自動車メーカーがその顧客のために特別モデルを製作し贈呈したり、はたまたオーナー自らが別注することも。
今回、Shmee150氏は自身のマクラーレン・セナと同じ仕様をアマルガムへ「別注」したようです。
そしてアマルガムの工房に到着。
アマルガムは主に1/8サイズのビッグスケールを得意とし、ロードカーからレーシングカー、F1マシン等を手掛けます。
背後にはランボルギーニ・ミウラ、そして多数のタイヤが確認できますね。
こちらは未塗装、未組立のマクラーレン・セナ。
アマルガムは以前、「スピードテール」の1/8サイズについて、そのパーツ点数が1,000点にものぼること、そして価格が160万円程度であることも公開しています。
なお、組み立てには100時間、塗装などを含めた全プロセスだと完成までに300時間を要する、とのこと。
【動画】アマルガムが1/8サイズのマクラーレン・スピードテールを発表。構成されるパーツは1000点以上、その価格は160万円
アマルガムの製品は基本的に「フルアクション」なのでドアの開閉もでき、実車同様のダンパーが使用。
【動画】ミニカーもここまで来た!アマルガムがドアまで電動開閉可能、しかもライトやメーターも点灯するマクラーレン・セナを発売
そしてこちらが製作途中となる、Shmee150氏のマクラーレン・セナ同様のスペックを持つ1/8サイズのモデルカー。
アマルガムはマクラーレンとも取引があり、MSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)で仕上げたこのセナの資料を取り寄せることができるため、正確なボディカラー(セルリアンブルー)やカーボンパーツの使用箇所、内装についてはアルカンターラの使用部位に至るまでも再現が可能となっています。
MSOスペックのブレーキキャリパーまでもが正確に製造されているのにはびっくり。
こちらはメルセデス300SL。
このフェラーリ250TRは1958年のル・マンを走った仕様そのままで、ボディ全体にはレースを走った際の「ダメージ加工」がほどこされるというこだわりっぷり。
やはり土地柄なのか多くのマクラーレンを手掛けている模様。
驚きのクオリティを持つマクラーレンF1。
エンジンルームはもちろんですが、シートには「ヘッドセット」までもがちゃんと装備されています。
こちらはセナ。
言うまでもなく、実車と寸分たがわぬ出来ですね。
インテリアにおいても言葉では言い表せないほどの再現性を発揮しています。
VIA:Shmee150