【動画】米ハイパーカーコレクターがマクラーレン・スピードテールを1年点検に持ってゆく！そのメンテナンスコストはブガッティの1/10以下だった！

｜　マクラーレン・スピードテールはハイパーカーの中ではまだ維持しやすい部類に属するようだ　｜

というか、ブガッティ・シロンのメンテンス費用が異次元すぎ

さて、スーパーカー/ハイパーカーコレクターとして名高い米不動産王、マニー・コシュビン氏。

同氏は数々のスーパーカーやハイパーカーを所有するだけではなく、ブガッティ・シロン・エルメスなど「特別にカスタムされ、世界に一台しか存在しない」車両をいくつか保有していることでも知られます。

そしてマニー・コシュビン氏は「エルメス仕様の」マクラーレン・スピードテールをちょうど1年ほど前にそのコレクションへと加えており、今回はじめての点検へと持ち込んだ様子を動画にて公開することに。

エルメス仕様のマクラーレン・スピードテールに乗るのには気を使う

なお、このマクラーレン・スピードテールはエルメスとのコラボレーションによって作られたワンオフモデルで、内外装のあちこちが「エルメス仕様」へ。

外装だと専用色に加えてエルメスの「H」型の開口部を持つエンジンフードや「H」パターンを用いたグラフィック、さらにはエルメス本社の住所が刻まれるドアカメラなど様々な専用ディールを持っており、インテリアだとエルメスによるブラウンレザーそしてコットンが採用されています。

そしてエルメスのレザーは（経験上）非常に傷つきやすく、ここは流行用カバンをルーツとするルイ・ヴィトンのタフさとはまったく異なる繊細さを持っていて、「（もとは馬具メーカーなれど）大切に使用する人」「使用頻度が高くない人」を対象にしているんじゃないかとも考えられますが、マニー・コシュビン氏もやはりそうとうに気を使っており、乗車時には「シューズカバー」を着用しています。

なお、レザー部分だと汚れや多少の傷から回復させることができるものの、キャンバス部分は汚れるともう手の施しようがなく（擦るとケバだってしまう）、このキャンバス部分だけは汚さないようにせねばと考えているのかもしれません。

そしてガレージからマクラーレン・スピードテールを出してマクラーレンのディーラーへと向かいますが、道中では一旦給油。

給油の際にはシューズカバーを着脱しており、こういった配慮ができなければこの内装のクルマに乗ることは難しいのかもしれません。

そしてディーラーに到着。

そこでマクラーレン・スピードテールの初回メンテナンスコストについてマクラーレンに訪ねることになり、動画によれば一回目の整備は非常に軽微な内容で、オイルやフィルターなどを交換して2200ドル（28万円くらい）とのこと。

一般のクルマに比較すると一桁数字が違うように感じますが、逆に25万ドル（約315万円）が必要となるブガッティに比較すると一桁少ないコストとなっていて、この「安さ」にはマニー・コシュビン氏もかなり驚いたもよう。

今回の動画では「クルマを預けたのみ」となっているものの、次回以降の動画にて、点検の詳細などが述べられることになるものと思われます。

マクラーレン・スピードテールを初回点検に持ってゆく動画はこちら

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参照：Manny Khoshbin