マクラーレンが高機能スニーカーブランド「APL」とコラボ！第一弾として「セナにヒントを得た」APLマクラーレン・ハイスピードを5色展開、6万3300円にて発売開始

｜　マクラーレンっぽくも、そして運転に適していなさそうなのがちょっと残念　｜

あくまでもファッションアイテム、もしくはスポーツ用というコンセプトなのだと思われる

さて、マクラーレンは市販車展開開始当初からかなりコラボレーションに熱心であり、スペシャライズドとのコラボレーションによる自転車、ベルスタッフとはアパレル、そしてバッグではTUMIとのダブルネーム、はたまた自社からはサングラスやキッズ用乗用トイカーなどを発売していますが、今回はアスレチック・プロパルージョン・ラボ（Athletic Propulsion Labs＝APL）との提携によってスニーカー「APL McLaren HySpeed」を発表することに。

APL McLaren HySpeedの価格は6万3300円

このAPLマクラーレン・ハイスピードの価格は6万3300円に設定されており、カラーバリーエーションはグリーン、オレンジ、ホワイト、ピンク、ホワイト✕ブラック（コンビ）の5パターン。

いずれも既存モデルをベースに数々のアップデートを施した「ハイスピード」なるシリーズで、これは”パフォーマンスの追求とワールドクラスの品質、贅沢な素材が融合した万能トレーナー”だと紹介されており、主に6つの特徴にて構成されています。

まず最初の特徴はアドバンスド・フィッティング・システムと名付けられたもので、マクラーレンのハイパーカー、セナのシートから直接インスピレーションを得たという「3ピースクッションヒールパッドで構成される内部構造」だと紹介されており、ソフトで、しかししっかりとした履き心地を提供する、とのこと。

そしてヒール内側にはマイクロファイバーが使用され、これによって足をしっかり包み込み、（摩擦係数が高いためか）ずれにくくなっていようですね。

更に構造面だと、アッパーの一部には意図的に伸縮性を排除した材質を使用し、これによって引張強度を高めている、と紹介されています。

このAPLマクラーレン・ハイスピードでは「テクノロジー」を重視していて、ミッドソールには窒素を注入して優れた応答性を引き出し、ソール内にはカーボンプレートを内蔵することで反発力（エネルギーリターン）を得られるように設計され、より疲れにくく、しかしパワフルな走りを実現するなど、マクラーレンらしい一面も。

マクラーレンっぽくないのはちょっと残念

ただ、こういった数々の特徴にもかかわらず、見た目からマクラーレンっぽさを想像できないのはちょっと残念で、かつあまり運転に適していそうにない形状（横幅があり、ヒールが分厚い）なのもやや惜しいところ。

ただ、このスニーカーはマクラーレンのオーナーがドライビング用として着用するというよりも、マクラーレンに憧れる人々を狙ったものだと考えてよく、「ドライビング」からは全く切り離したコンセプトを持っているのだと思います。

そのほかにはこんな「自動車メーカー✕スニーカー」も

なお、マクラーレンのほかにも多くの自動車メーカーがスニーカー市場へと参入しており、有名なのはスクーデリア・フェラーリとプーマ。

そしてポルシェもプーマとのコラボレーションを展開していますが、このほかプーマからはBMW（モータースポーツ）、メルセデス・ベンツ（F1チーム）、レッドブルとのコラボモデルも発売済み。※メルセデスAMGはサントーニとのパートナーシップ契約を結んでいる

そしてブガッティはUYNからスニーカーを発売。

このほかボルボとカスカ、過去にはランボルギーニとミズノといった例も。

ミズノとマツダからは「究極の」ドライビングシューズが発表されていますね。

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参照：APL