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新会社「ブガッティ・リマック」が11月より正式に発足!資本関係が公開されヒュンダイが「遠縁の関連会社」に、そしてブガッティCEOは交代

2021/11/04

新会社「ブガッティ・リマック」が11月より正式に発足!資本関係が公開されヒュンダイが「遠縁の関連会社」に、そしてブガッティCEOは交代

| ブガッティCEOからステファン・ヴィンケルマン氏が退いたのは残念だ |

今後ブガッティ・リマック名義にてどういった活動がなされるのかは気になるところ

さて、ブガッティとリマックとが手を組み、「ブガッティ・リマック」という新会社を発足させるとアナウンスされて4ヶ月が経過しましたが、11月に入り正式にこの新会社が活動を開始することに。

本社が置かれるのはリマックの本拠地であるクロアチアのスヴェタ・ネデリャで、CEOを務めるのはリマックとの兼任となるメイト・リマック氏。

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当面は「リマック、ブガッティとも別々に活動」

なお、合弁会社「ブガッティ・リマック」設立にもかかわらず、ブガッティとリマックは、それぞれの生産拠点と販売チャネルを維持し、「独立したブランドとして活動する」とアナウンスされています。

将来的には共同開発モデルも予定されているものの、当面両社はそれぞれ異なる製品を提供するとコメントしており、今後について、メイト・リマック氏によれば「ブガッティ・リマックが業界にどのような影響を与えるのか、また、革新的な新しいハイパースポーツカーやテクノロジーをどのように開発していくのか、とても楽しみです。新しいエキサイティングなプロジェクトのために、これ以上の組み合わせはなかなかありません」。

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ヒュンダイもブガッティ・リマックの「関係者」に

ブガッティ・リマックの複雑な株主構成には、ポルシェ、ヒュンダイ、リマックなどの出資者が関わっていますが、リマックグループが55%の株式を保有して過半数を占めており、残りの45%をポルシェAGが保有しているという状況。

このため、ブガッティ・リマックのCEOには、リマック・アウトモビリの創業者であるメイト・リマック氏が就任し、監査役会にはポルシェAGの高官であるオリバー・ブルーメ(会長)、ルッツ・メシュケ(副会長、CFO)が名を連ねています。

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そして2018年1月からブガッティCEO、2020年12月からランボルギーニCEOを務めてきたステファン・ヴィンケルマン氏は、今後、アウトモビリ・ランボルギーニの会長兼CEOとしての役割に専念するといい、つまりブガッティでの任期を終えることになりますが、同氏はブガッティを最も高いレベルの成功へと導いており、今回の退任に際しては「3年半という信じられないほど刺激的で強烈な成功を収めたことについて、ブガッティの全チームとお客様に感謝したいと思います。私たちは共に、素晴らしいハイパースポーツカーを開発し、ブガッティを新たな次元へと導きました」とコメント。

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これでブガッティのCEOは「空白」となりますが、ブガッティにて生産・物流部門のマネージング・ディレクターを務めていたクリストフ・ピオション氏がブガッティ・リマックの新CEO兼最高執行責任者(COO)に就任すると発表されており、ピオション氏は新社長就任後の最初の声明で、ブガッティは独立性を維持し、フランスのモルスハイムのアトリエでハンドメイドにてクルマを作り続け、すべての雇用を確保すると述べています。

その他、ブガッティのセールス&マーケティングを担当するマネージング・ディレクターのヘンドリック・マリノウスキー氏、ポルシェAGを退社してブガッティ・リマックのチーフ・ファイナンシャル・オフィサーに就任するラリッサ・フライシャー氏、マクラーレンやリマック・アウトモビリで同様の役割を果たした後、ブガッティ・リマックのチーフ・テクノロジー・オフィサーに就任するエミリオ・シェルボ氏といった新人事も発表されています。

ブガッティ・リマックの従業員数は435名で、300名がクロアチアのザグレブ、135名がフランスのモルスハイムに配置され、ドイツのウォルフスブルクにある開発拠点では、さらに180名の従業員が働いている、とのこと。

ブガッティ・リマック新会社設立発表の様子はこちら

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参照:Bugatti

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