続々と登場するブガッティ・シロンのモデルカー。
今回はアマルガムから1/8サイズが登場しています。
ブガッティから供給されるCADデータをもとにハンドメイドで製作されたもので、新しくオープンしたブガッティのフラッグシップディーラー(ロンドン)にて販売される模様。
なお価格は約110万円とのことで中古のBMWやメルセデス・ベンツが買えるほどの金額です。
ちなみにもっと安価な1/12サイズのシロンもあり、そちらの価格は18万円程度(これでも非常に高価)。
この1/8サイズのモデルカーに関してはいつものアマルガム品質で、これだけ見ると実車と見紛うばかりの出来栄えですね。
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アマルガムが1:18スケールのフェラーリ250GTOを発売。
アマルガムはハイエンド系のモデルカーメーカーで1/5、1/8、1/12サイズなど比較的ビッグスケールを扱うメーカー。
自動車だけではなくヨットなどもで製品化しており、価格は100万円以上のものが多いため、必然的に顧客は裕福な人々に限られることになります。
そのためヒストリックカーや現行モデルでもフェラーリ、ブガッティ、アストンマーティン、ランボルギーニなど高額車両を販売するメーカーに絞ってモデルカーを販売していますが、さすがにその出来は精密極まりなく、モデルカーの写真だけを見ると実物かと見まごうほど。
今回発売するのは250GTOでも「ル・マン・エディション(カーナンバー19)」で限定250台のみ。
価格は7万円ほどとなっており(かなり安めだと思う。この10倍してもおかしくない)、同時にラ・フェラーリ・アペルタ、F40、330 P4なども発売されています。
高品質なモデルカーを世に送り出し続けているアマルガムからマクラーレンP1のモデルカー登場。
スケールは1/8サイズで価格は73万5000円。
マクラーレンから提供を受けたCADデータを用いて再現されているとのことで、非常に精密な仕上がりです。
なお「カスタム可能」とされており、これも実車のマクラーレンP1同様ですね。
アマルガムではほかの自動車メーカーのモデルカーも多く発売していますが、たとえばランボルギーニ・ウラカンでも73万5000円、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVも73万5000円なので、実車の価格を考えるとなんだかマクラーレンP1はお買い得のような気もしてきます。
アマルガムには「テーラーメード」があり、内外装のカラーはもちろんシートのステッチ、ナンバープレートの変更も可能で、「自分仕様」のモデルカーを作ってもらえるのですが、一度はチャレンジしてみたいものですね。
アマルガムによると自動車メーカーの使用詳細を把握しており、自分の車の仕様書があれば「まんま同じ」ものが作れる、とのこと(画像はテーラーメードにて作られた内装)。
このテーラーメードには、アストンマーティン、ブガッティ、フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンが対応しているようです。
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世界に二台。ブガッティ・ヴェイロンの1/8モデル。ウインカーやメーターも実車同様に点灯可能
ブガッティ・ヴェイロンの1/8サイズとなる精巧なモデルカー(ミニカー)が登場。
おなじみアマルガムの製品ですが、ドアはもちろんリアウイングも可動し、室内に至っても完全に実車を再現。
以前に「価格110万円」としてシロンも紹介しているものの、いつ見てもアマルガムの完璧な再現性には驚かされます。
アマルガム製のブガッティ(モデルカー)については、ブガッティ社より供給を受けたCADデータをもとにモデルカーを製造しているとされ、開発そのものには3,000時間、1台あたりの組み立てには310時間を要している、と述べています。
一日8時間労働とすると約39日かかることになり、「週休2日」と考えると期間にして約2ヶ月を要する、ということに。
なお実車のシロンは製造に「1台あたり9ヶ月」とされますが、それを鑑みるに「ミニカーに2ヶ月」というのは相当に手間のかかった製品であることがわかります。
ちなみに今回動画で紹介されるのは、2台のみが製造された「ライト類が点灯するモデル」。
ヘッドライトはもちろん、ウインカーも実車同様に点灯可能。
そして驚くべきは室内で、各種スイッチのイルミネーションは当然としてメーター、ルームミラーに映し出されるカーナビ画面のようなものまでも完全に再現しています。
価格は不明ですが、「通常の」ライトが点灯しないものでも100万円以上なので、「数百万円」という設定でもおかしくはなさそうですね。