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ガソリン時代が終焉を迎えるからこそ変態車が輝く!もう二度とこんなクルマは作られないであろうルノー5ターボが競売に

投稿日:2022/05/07 更新日:

ガソリン時代が終焉を迎えるからこそ変態車が輝く!もう二度とこんなクルマは作られないであろうルノー5ターボが競売に

| こういったクルマが発売されていたということ自体、信じることができないような時代が訪れようとしている |

それにしてもフランスの自動車メーカーの思い切りはぶっ飛んでいる

さて、WRCグループ4時代の愛すべき変態車の代表格、ルノー5(サンク)ターボ。

ルノー5というと1972年に登場したFFファミリーカーですが、このルノー5ターボはエンジンをフロントからリアミッドへと移し替えて後輪を駆動するというクルマです。

おまけにこのとんでもないワイドフェンダーを見て分かる通り、現代はもちろん将来的にも「二度と」作られないであろうクルマでもあり、今のこういった時代だからこそひときわ強い輝きを放っているように思います。

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一体なぜこんなクルマが誕生したのか?

ルノーはかなり早い段階から技術向上を目的にラリー(WRC)へと参加していたメーカーの一つですが、1970年代中盤になるとランチア・ストラトスのようなミドシップカーの活躍が目立つようになり、FFでは限界を感じるように。

1981-Renault-5-Turbo-6

そこで1973年に買収したアルピーヌと協力してルノー5のアルピーヌ版をリリースするものの根本的なレイアウト(FF)に限界を感じ、そこでライバルのようにエンジンを「リアに積んでみた」のがこの5ターボということになりますが、このクルマはWRCグループ4規定に合わせて制作されており、搭載されるのは1.4リッター4気筒ターボ(158BHP)。

1981-Renault-5-Turbo-1

そして実際にWRCへと参戦するにはホモロゲーション取得のために市販車を発売することが必須となり、そこでこの「ルノー5ターボ」が実際に販売されることとなったわけですね。

1981-Renault-5-Turbo-2

なお、エンジンを前から後ろに移動させて駆動輪も変更したということもあって改装には相当な手間がかかってしまい、よってこの5ターボは当時「ルノーでもっとも高価なクルマ」となってしまうものの、意外なことに1,800台が売れています。

1981-Renault-5-Turbo-13

JUN
運転席の真後ろにエンジンがあってちょっと怖い!

そしてさらに驚くのは、この5ターボは5ターボ2、5ターボ2EVOと続き、5ターボ2はなんと3,200台も売れているので、けっこう人気があったと考えていいのかもしれません(そんなに変態車を好む人々がいたというのは驚きとしかいいようがない)。

1981-Renault-5-Turbo-5

ちなみにですが、フランスはルノーといいシトロエンといいプジョーといいブガッティといい、何かと(方向性は違えど)突き抜けたクルマが多いように思います(フランスは映画も過激な物が多いので、これは国民性なのかもしれない)。

1981-Renault-5-Turbo-7

クリス・ハリスはこう語る

そしてポルシェ大好き、過激なクルマが大好きなジャーナリスト、クリス・ハリス氏は実際にこのクルマを運転し「これほど楽しいクルマはない」とも。

1981-Renault-5-Turbo-8

かつて同氏は5ターボをして「見た目は最高だが走りは最悪」とコメントしていたものの、ガソリンエンジンが終わりを告げようとしているこの時代に翻意したようで、「内燃機関が終わりを告げようとしているこの時代、我々は今こそ風変わりで個性的なクルマを求めているのだと思う。このクルマはまさに我々が求めているものだ」と評しています。

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なお、このルノー5ターボはこれまでのオーナーが(信じられないことに)日常的に使用してきたといい、よってけっこうくたびれてはいますが、「手に入るうちに」手に入れておくのもいいかもしれません。

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クリス・ハリスがルノー5ターボを運転する動画はこちら

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参照: Collecting Car

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