| アウディはやっぱりR8を捨てる気はなさそうだ |
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アウディが何を思ったか、突如「アウディR8 LMS GT2」を発表。
これは2020年シーズンよりGT2クラスで戦えるスペックを持つレーシングカーで、一般向けにも販売を行う、とのこと。
つまりカスタマーカーとして購入できるということになりますが、このアウディR8 R8 LMSは「アウディスポーツ史上、もっともパワフルなカスタマーレーシングカー」。
なお、アウディはRS3にも「カスタマーレーシングカー」を設定していますが、アウディR8のレーシングカーともども、「けっこう売れている」と報道されています。
アウディがここまでレーシングカーに力を入れるとは
なお、アウディはこれまでにも「GT3」「GT4」向けのカスタマーカーをR8に設定しているので、これで「3階級」揃うことに(ポルシェの場合はGT2とGT3が911、GT4はケイマンで対応)。
そしてポルシェに次いで「GT2クラスに対応した」メーカーということになりますが、このGTクラスは数字が小さくなるにつれて改造が許される範囲が大きくなり、コストも掛かるので「参入障壁が高く」なります。
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そして見た目の通り、アウディR8 LMS GT2は、「GT3」に比べてダウンフォースが強化されるなど、より「レーシングカー」ライクであることがわかりますね。
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ちなみにこちらがアウディR8 LMS GT3。
市販車からは大きくかけ離れているものの、今回のR8 LMS GT4よりはまだ「市販車の面影を残している」ように思います。
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アウディR8史上最強のレーシングカー、「R8 LMS GT3」発表。その価格5200万円、このままGT3やル・マンに出走可能
こちらはアウディR8 LMS GT4。
こちらが「市販車にエアロパーツを取り付けた程度」の小変更にとどまっていますね。
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そしてR8 LMS GT2では、これらに比較するとその変更範囲は大きく、フロントバンパー、フロントフード、フロントフェンダー、サイドステップ、リアバンパー、リアディフューザーなど多くの部分が専用パーツに置き換えられています(ドアミラーが市販車と同じパーツであり、R8 LMS GT3のように競技専用パーツでないのが不思議)。
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リアウイングのハイトもぐっと高く。
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マフラーエンドの出口はランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ / ウラカンEVO同様。
これはランボルギーニから技術的フィードバックを受けたのかもしれません。
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ルーフにはシュノーケル。
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ホイールやブレーキは当然レース専用に。
アウディいわく、これでも「55%はロードカーとパーツを共有している」とのことなので、見えない部分つまり中身には(レギュレーション上?)あまり手を加えていないのかも。
言い換えれば、それだけ(市販状態でも)高いポテンシャルを持っているとも言えますね。
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アウディのフォーリングス、「R8」エンブレムはブラック仕上げ。
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リアウイングのステーはアルミの削りだしのようにも。
ステーはかなり後ろに突出した「逆スワンネック」です。
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エンジンは市販モデルのR8と基本的に同一で、5.2リッターV10、そして出力は630馬力。
通常は車体後部のインダクションボックス経由での吸気を行いますが、このR8 LMS GT2はルーフ上のシュノーケルから吸気を行うようですね(シュノーケルを冷却用のエア取り入れに充てるレーシングカーもある)。
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当然ながら内装パネルの殆どが取り外され、簡素なカバーに置き換えられています。
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ペダルもレース用に。
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このアウディR8 LMS GT3の価格は邦貨換算で4100万円くらい。
支払える人にとっては「究極のおもちゃ」とも言えそうです。
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