マンソリーがアウディRS7を究極チューン、その出力はなんと630馬力から1,035馬力へ。最新のハイブリッドスーパーカーも真っ青である

Image：MANSORY

｜　それにしてもよくぞここまで出力を引き上げることができたものである　｜

もしかするとその改造コストは「新車のアウディRS71台分」くらいかかっているのかも

さて、メルセデス・ベンツ、ロールス・ロイス、マセラティ、ランボルギーニ、フェラーリなどハイエンドブランドのカスタムを手掛けるマンソリー。

今回はちょっと趣向を変えてアウディRS7のコンプリートカーを披露していますが、なんとその出力を630馬力 / 850Nmから驚異の1,035馬力 / 1,199Nmへと引き上げています（ここまで出力を引き上げてパワートレーンが耐えることができるのかちょっと心配になるが、ここまでパワーアップできる余地があるということに単純に驚かされる）。

マンソリーによるアウディRS7は「スーパーカーも真っ青」のパフォーマンスに

なお、マンソリーはこのRS7のパフォーマンスについて公表はしていないものの、ノーマルのRS7（ダイナミックパッケージ）は0−100km/h加速を3.4秒でこなすため、この1,035馬力のRS7は「3秒を切る」タイムを実現してもおかしくはなく、最高速とともにほとんどのスーパーカーを脅かすレベルにあるとも考えられます。

外観もまたそれに見合ったカスタムが施され、フロントバンパーの交換に加えてウイングレット付きのスプリッター装着、そしてサイドステップは大きく張り出し、フロントフェンダーとドアミラーにはカーボン製パーツが装着されることに。※ボンネットやルーフは変更されていない

意外なことに前後フェンダーはそのまま（つまりワイドではない）、しかしサスペンションは大きくローダウンされてホイールも交換され、このホイールはブラックそしてリム外周にはオレンジのライン入り。

このオレンジはエアロパーツ、そしてインテリアにも反復して使用されているようですね。

ルーフそしてトランクリッドには鍛造カーボンファイバー製のスポイラーが装着され、リアバンパー下部には大きなディフューザーが装着済み。

なお、インテリアはオレンジレザーそして鍛造カーボンファイバーを使用した「フルカスタム」となり、マンソリーの本領発揮といったところです。

マンソリーは他にもこんな”カスタム”を披露

なお、マンソリーは精力的に様々なカスタムを公開しており、こちらはちょっと趣向を変えたヴェスパ「モナコ・エディション」。

さらにこちらはマンソリー初となる「イネオス」のコンプリートカーですが、マンソリーはその領域をどんどん広げているようですね。

こちらはロールス・ロイス・スペクター。

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参照：Mansory