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新型アウディA4オールロード・クワトロが本国で発表。邦貨換算580万円

2016/03/19

Static photo, Colour: Glacier White

欧州にてアウディA4オールロード・クワトロの新型が発表に。
邦貨換算で580万円~となりますが、なかなか魅力的な車です。

エンジンは2リッタ-163馬力、トランスミッションは7速デュアルクラッチ。
車高はベースとなるA4アヴァントに比べて高くなり、ホイールは17インチ、ルーフにはレールつき。
最低地上高は34ミリ高くなっており、バンパーやグリルのトリム、ディフューザーも専用品に。
本国ではディーゼルエンジンも用意され、217馬力と272馬力が選べるようです。

Static photo, Colour: Glacier White

アウディのデザインはここ1年で急激にエッジを用いたシャープなものとなり、それはグリルのデザインやヘッドライトから変化が見られるようになりましたが、最新モデルはサイドのプレスラインも鋭角に近い段差が見られるようになっています。

Cockpit

内装においては間接照明が用意されていますが、これまメルセデス・ベンツ、BMWも採用している手法であり、今後はプレミアムカーにおける「標準」になるのかもしれませんね。
現在の車の選ばれ方としては移動手段としてよりもスマホのようなガジェットとして捉えられる側面があり、「走行性能以外」の部分でいかに消費者を満足させるか、いかに排他性を持たせるかが重要になってきているように思います。

Interior

その点、先に発表されたレンジローバー・イヴォーク・カブリオレは排他性という点では優位性を持っていると言えますね(オープンのオフローダー、と車としては一見無意味に思えるカテゴリですが、それが受ける時代になったということ)。

Detail, Colour: Glacier White Detail, Colour: Glacier White Detail, Colour: Glacier White
関連投稿:大人気、アウディA4オールロードの新型発表。デトロイトにて

アウディA4オールロードの新型がデトロイト・モーターショーで発表に。
2010年から2013年まで限定として投入されており、その人気の高さから2014年以降はカタログモデルとしてラインアップされています。

VWアウディグループはクロスオーバー、SUVに飽き足らず、最近ではビートル・デューン、同じくデトロイトではティグアンGTEアクティブコンセプトなど、さらにワイルドな路線に振っているようですね。

A4オールロードクワトロについてはA4の車高を34ミリ上げ、バンパーなど各部をオフロードテイストに仕上げたもの。
今回は最新のアウディに装備される「ドライブセレクト」をオフロード向けに調整して搭載しているようですね。

内装の画像を見るとムードランプのようなものを搭載しており、これでBMWに次いでメルセデス、アウディがこういったアンビエント照明を導入することになり、他のメーカーもこれらに追随する構図ができるのかもしれませんね。

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