アウディが第2世代のA5カブリオレ/S5カブリオレを11月のLAオートショーで公開。
アウディは新型A5クーペ発表後早々にスポーツバックを発表するなどA5ラインアップを拡充しており、今回のA5カブリオレもそれに続く形で、ひとまず画像とスペックが発表されています。
ルーフは新開発の「ワンタッチオペレーション」で15秒でオープン、18秒でクローズが可能(時速50キロまで動作)。
サイズはちょっとだけ大きくなり、現行モデルに比べると長さで47ミリ延長。
これはホイールベースを伸ばしてレッグルームを拡大するのに充てられており、ほかのVWアウディグループにおける新型車と同様の手法ですね。
他機能としてはジェスチャーによるトランク開閉機能を装備しており、これは他社ライバルを意識したものと言えそうです。
プラットフォームはMLBエボリューションで、これを使用することで重量は現行比マイナス40キロとなり、2リッターのFFモデルでは1690キロに仕上がっている、とのこと。
エンジンの選択肢は(欧州で)2リッターTFSI(252馬力)、2リッターTDI(190馬力)、3リッターTDI(218馬力)、S5カブリオレには3リッターTFSI(354馬力)。
S5については0-100キロ加速が5.1秒、最高速度は時速250キロ(リミッター作動)となっています。
なおアウディによると、新型A5カブリオレは「ライバル(おそらくはBMW 4シリーズカブリオレ/メルセデス・ベンツCクラスカブリオレを指している)に比べると17%パワフルで、22%燃費が良い」とのこと。
トランスミッションは6速マニュアル、7速Sトロニック、8速ティプトロニックが(モデルによって)選べるとのことですが、おそらく日本では6速MTは導入されないと思われます。
内装だとおなじみの12.3インチ液晶ディスプレイがオプションで用意され、シートベルトに装着されたマイクにより様々な機能のボイスコントロールが可能に。
なお現行アウディA5は日本では「年収1500万円以上をターゲット」として発売されており、販売の80%が実に東京都内に住む富裕層。
しかしながら中古ではかなり割安な個体を探すこともでき、中古だと「けっこう狙い目」なんじゃないか、と考えたりします。
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