| その順位は「パワーウエイトレシオ順」とはゆかなかったようだ |
意外やパワーに劣るBMW X6 Mがけっこう速かった
さて、ドラッグレース動画が人気のユーチューバー、Corwow。
今回はポルシェ・カイエン・ターボGT、ランボルギーニ・ウルス、ジープ・グランドチェロキー・トラックホーク、BMW X6 Mコンペティション、テスラ・モデルXというハイパワーなSUVを一手に集めて加速競争を行うことに。
なお、それぞれのスペックはこうなっています。
SUVはスーパーカーよりも強力なスペックを持つに至っていた
まずはポルシェ・カイエン・ターボGTですが、こちらは2220kg、640馬力。
公式に「ニュルブルクリンク最速SUV」としての座を獲得していますね。
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ランボルギーニ・ウルスは2197kg、650馬力。
0−100キロを3.6秒で駆け抜けるという俊足を誇ります。
そしてこちらはジープ・グランドチェロキー・トラックホーク。
2433kgとやや重めですが、出力は707馬力という「今回のメンバーでは二番手」。
日産R35 GT-Rからの買い替えが多いと言われるSUVです。
そして次はBMW X6 M。
2370kg、625馬力というスペックで、パワーウエイトレシオではやや不利ですね。
ただしこのエンジンは「公称値よりも遥かに高い馬力が出ている」とも言われます。
最後はテスラ・モデルXで2485kg、778馬力。
もっとも重く、しかし最もパワフルで、「ドラッグレース無双」なクルマとしても有名です。
実際に走ってみたらこうなった
そして実際にドラッグレースを走ってみた結果ですが、ポルシェ・カイエン・ターボGTがダントツでトップ、次はテスラ・モデルX、BMW X6 M。
その次がランボルギーニ・ウルスとジープ・グランドチェロキー・トラックホークが入り、(カイエン・ターボGTを除くと)意外と言えば意外な順位です。
もちろん今回のメンバーの駆動方式はすべて4WDそしてフロントエンジンとなっており、パワーや重量も比較的近く、となると勝敗を決したのはトランスミッションそしてトラクションコントロールということなのかもしれませんね。
ドラッグレースというと「直線での加速」を競うわけですが、単にパワフルであればいいタイムが出るというわけではなく、そこを考えると「まだ新しい自動車メーカーであるテスラがこれらのメーカーの中で競争力を発揮する」のもまた驚き。
なお、(やはりポルシェ・カイエン・ターボGTを除くと)いずれもけっこうな僅差でゼロヨンを走り抜けており、となると何度かレースを行うと、スタート次第で簡単に順位が入れ替わってしまう可能性もありそうです。
いずれにしても一般的なスポーツカーはもちろん、スーパーカーにも迫る加速性能を持つに至っており、しかも5ドアに広い荷室という高いユーティリティ、そして路面状況を問わない走破性を持っていて、つまりこれらスーパーSUVは「望みうるほぼすべての要件を」備えているとも考えられます。
スーパーSUV5台がドラッグレースを競う動画はこちら
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参照:carwow