ドイツの「アルテガ」が新型車「Superelletra」を発表。
アルテガは過去に「GT」など発表しているものの2012年に倒産。
その後2015年には”Scalo”を発表するも生産に移せずに終わっていますが、今回のSuperelletraはScaloのバリエーションとも言えるモデル。
Scalo SuperelletraはEVとなり二個のモーターを前後それぞれに備え、1020馬力を発生。
バッテリーやモーターのスペックなど詳細の発表はありませんが0-100キロ加速は驚愕の2.7秒としており、最高速度は時速300キロ(リミッター作動)。
航続可能距離は500キロとされており、他ライバルと比べても十分なパフォーマンス、実用性を持っていると言えそうですね。
なお「1000馬力」「500キロ」は一つの目安で、最近はEVだとこれを満たしていないと訴求できないような状況となっており、早晩この基準も引き上げられるのかもしれません。
Scalo Superelletraは2019年から生産を開始し50台のみの販売とされています。
価格は不明ですが、ほか競合の価格を考慮するならば「億」はくだらないと思われ、相当に高価な車となるのは間違い無さそうです。
外観に関してはポップアップ式のドアハンドル、ドアミラーの代わりにカメラを備えており、こういった装備もこれからのハイパフォーマンスカーには「標準」になるのかもしれない、と思います。
なお「Superelletra」はイタリア語の「スーパーレッジェーラ」と同義で、つまりは「超軽量」。
重量についてその数値の公表はありませんが、名称に見合った軽量性を持つものと思われます。