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【動画】”世界最速の女性”が教える、メルセデス・ベンツGクラスで「水の中を渡るにはこうする」3つのポイント

2019/01/16

この3つを理解しておけば無事に水中を走行可能

様々なメディアに登場し、極限下でのドライブテクニックを披露することで知られる、”4輪を走らせると世界最速の女性”ジェシー・コムズさんがメルセデス・ベンツGクラスにて「簡単に水の中を走る3つの方法」を公開。

使用するのは新型メルセデス・ベンツGクラスで、実際にこれでザブザブと水中を走ってみようということですね。

いったいどうやって安全に水中を渡るのか

まず「ステップ1」として水の深さを測ることを挙げていますが、ジェシー・コムズさんの動きがなかなかコミカル。

ちなみにメルセデス・ベンツGクラスは「水深70センチ」まで渡れるようですね。

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たしかに水深を正しく測ることは重要で、渡河能力を超える深さだと車を壊すことになりますし、もしも自分一人(一台)で極限の地を旅しているときに車を壊すということは「すなわち死」を意味することに。

さらには車がどんぶらこどんぶらこと流されてしまうとやはり「死の危険」にさらされることになり、これは最重要課題かもしれませんね。

そして「ステップ2」は時速10km/h以下で走ること。
スピードを上げるとそのぶん「水とぶつかる」ことになって、そうなると想定よりも大きく車体が水をかぶることになり、そうなると吸気ができなくなったり、最悪は水を吸い込んでエンパーになるからだと思われますが、これもやはり重要。

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ちなみにJAFは過去に「冠水路走行テスト」を行なっており、その結果だと「セダンだと水深30センチ、SUVだと水深60センチまでイケた」という結果が出ていますが、メルセデス・ベンツGクラスは「それ以上」の性能を持つということですね。※三菱パジェロも水深70cmまで対応

なお、速度によって水の影響がどう変わるかについては下記がわかりやすく、左が時速10km/h、右が30km/h。
オフロード走行を行う機会はなくとも、毎日クルマを運転する人であれば冠水路を走ることはあるかもしれず、そういった場合は「できるだけゆっくり」走った方がよさそうだ、ということが理解できます。

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そして「ステップ3」は、ブレーキが濡れていることを理解するということ。
水中だと「陸上と同じように」ブレーキが効かず、水上からあがったときもブレーキを乾かすことを忘れずにと語っていますが、たしかに「水中でブレーキをかけたときどうなるか」は未知の世界。

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ただ、ぼくがいつも思うのは、自然において水深は一定ではなく、突如深くなっている段差に(水の中を走行中)ズポンとハマってしまったらどうなるのか、ということ。

その場合は、水深にもよりますがやはり「走行不能」となる可能性が高く、となると水深は常にチェックする必要があり、さらにいうと「水深を確認した場所以外は走行すべきではない」のかもしれません。

しかしながら水深を絶えず測り、しかも車の先にある「深さ」を知るのは難しいため、本格的なオフォロード車には(レンジローバーの”透明ボンネット”に加えて)水深を測れるセンサーのようなものがあればいいんだろうな、とは思います。

mb

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