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【動画】メルセデスAMG ONEのレビュー動画登場。内外装のあの部分はこうなっていた

2019/01/19

パワートレーンの問題が原因で開発は難航中

しばらく話題に乏しかったメルセデス・ベンツのハイパーカー、「AMG ONE」ですが、今回トップギアによる動画レビューが登場しています。

メルセデスAMGは、この「ONE」について2019年より走行テストを開始すると(2018年秋の市販車公開時に)述べており、実際にプロトタイプが走行させてはいるものの、パワートレーンの調整にて開発が遅れている、とも言われていますね。

なお、メルセデスAMG ONEはF1マシンからそのまま移植したパワートレーンを持ちますが、これを「市販車に積む」のが大変な作業であると想像でき、というのもF1グランプリのスタートの様子を見ても分かる通り、スタートには「あれだけのスタッフが必要」。

それを「スタッフなしで」ドライバーがポンとスタートさせるというのは相当に難しいのでしょうね。

ちなみにフェラーリも少し前まではその(使用済み)F1マシンをコレクター向けに販売していましたが、近年のF1マシンは個人だと「始動させることすらできない」ために販売を行わない、と決めたほど。

加えてF1のエンジンはアイドリングが極めて高く、しかしそのエンジンを市販車に使用すると(その回転数が5000回転になるので)「排ガス規制を満たせない」ということになり、ここもメルセデスAMGが苦労している部分なのかもしれませんね。

メルセデスAMG ONEのスペックは現時点では「未確定」

よって、まだまだそのスペックは決定していないものの、1.6リッターV6ターボエンジンに4つのモーターを組み合わせ、合計で1000馬力程度を発生する、というのが現時点でわかっている範囲の情報です。

そんなメルセデスAMG ONEですが、今回トップギアが詳しく説明してくれており、ここでその内容を見てみたいと思います。

まず、テールランプはこんな感じ。
三つの発光パートに別れ、内部が「ハニカム形状」を持つことがわかりますね。

リアウイングは「2段階」リトラクタブル式。

フロントルーバーのフェンダーは可動式で、こちらは閉じた状態。

開くとこう。
ホイールハウス内の圧力を逃すだけではなく、ダウンフォース獲得にも貢献しそうです。

フロントのメルセデス・ベンツのエンブレム(スリーポインテッドスター)はステッカーで再現される模様。

これは「空気抵抗」「軽量化」両方の側面から採用された意匠だと思われ、ほかにはポルシェ、アストンマーティンも同じ目的にて「エンブレムを立体ではなくステッカーに」変更しているケースがあります。

一般的には「え?何億円もするのにエンブレムがシールなの?」となりますが、逆にこれは「本気」の証というわけですね。

リアスポイラーは閉じるとこんな感じ。
上述のフロントフェンダー状のルーバー、そのほかドアハンドル、給油口など、メルセデスAMG ONEではあらゆる部分がフラッシュサーフェス化されているようです。

なお、シャークフィンはもしかすると日本だと「突起物」扱いとなり、先端の形状変更を強いられるかも。

デイタイムランニングランプはこんな感じ。

バックカメラシャークフィンの付け根に。
その後ろのメルセデス・ベンツマークはフロントとは異なって「立体」ですね。

メルセデスAMG ONEのインテリアはこうなっている

トップギアではメルセデスAMG ONEのインテリアも仔細に紹介。
ドライビングポジションは意外や「普通(もっとF1みたいに足を上に投げ出すポジションかと思ってた)」。

シートはこんな感じ。

ルームミラーは「デジタル」で、カーナビ情報もここに表示されるようですね。

小物入れもある!

VIA:Top Gear

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