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メルセデスAMG GTブラックシリーズ最新スパイフォト。だんだんエアロパッケージが洗練されてきたようだ

2020/02/23

| リアウイングはかなり角度のキツい二弾重ね |

昨年後半から頻繁にプロトタイプが目撃されているメルセデスAMG GT”ブラックシリーズ”。
ブラックシリーズは「もっともレーシングカーに近いAMG」という位置づけで、過去にはSLやCLK、SL、SLS等に設定済み。
いずれも少量に生産が限定され、今でも高い価値そして人気を誇るシリーズです。

そしてAMGきってのスポーツカー、「GT」にも当然ブラックシリーズが設定されることになりますが、現在発売に向けてテストが繰り返されており、おそらくは今年後半あたりに登場する可能性が大きそう。

これまでにはこういった変遷をたどっている

ちなみにこれまでにも何度かメルセデスAMG GTブラックシリーズのプロトタイプが目撃されていて、2019年8月辺りのプロトタイプはこんな感じ。
フロントには大きなスポイラー、そしてフロントフェンダーにもエアロフリックが装着され、車体前半のダウンフォースを強化しようと考えていることがわかりますね。

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その後にメルセデスAMGのVIP向けイベントで公開されたプロトタイプはこう。
フロントバンパーやフロントフェンダーのエアロフリックがなくなり、おそらくはフロントグリルから取り入れたエアをボンネット上に逃すことでダウンフォースを確保する方法へと変更されたのだと思われ、そしてフロントフェンダーやリアフェンダーの張り出しが大きく、サイドステップも大型化。

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こちらが最新のメルセデスAMG GTブラックシリーズ。
VIPイベントで公開されたプロトタイプに比較すると、フロントフェンダー上にエアアウトレットが追加され、フロントバンパー脇には小さめのエアロフリックう(カナード)が追加されています。

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ホイールはかなり軽そうな細いスポークを持つデザインが採用され、フロントフェンダーサイドのエアアウトレットは大型化。
サイドステップは外側に張り出した形状を持っていることがわかります。

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リアウイングはけっこう強めの角度を持つ「二弾重ね」。

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テールパイプは左右二本出し。
意外とディフューザーはコンパクトに見えますね。

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今回のプロトタイプについて、ざっと見たところではAMG GTのレーシングカー、「AMG GT3」にどんどん近づいてきたという印象も。
それだけAMGが本気ということにもなりますが、ある意味では今年最大の目玉と言えるかも。

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現時点でメルセデスAMG GTブラックシリーズのスペックは判明していないものの、その外観にふさわしい出力向上そして軽量化、足回りの強化が施されるのは間違いなく、ニュルブルクリンクにおいて「7分切り」を目指すことになりそうです。
なお、現在メルセデスAMG最速はAMG GT R Proの7:04.632、そしてFR最速はダッジ・ヴァイパーACRの7:01.30。

現時点でニュルブルクリンク最速となるランボルギーニ・アヴェンタドールSVJの6:44.97という記録を更新するのは難しいと思われるものの、”かなり”のところまでは上がってくるだろう、と考えています。

VIA:Motor1

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