メルセデス・ベンツが「V8モデルを2022年に販売終了」とのウワサ。サプライチェーンが原因と言われるが、そうなれば中古相場の高騰に

｜　現段階ではあくまでもウワサにすぎないが、こういった突拍子もないウワサほど真実だったりする　｜

もし本当であれば中古市場の大幅変動もありうる

現在は北米市場のみだとされているものの、なんとメルセデス・ベンツ、メルセデスAMGのV8エンジン搭載車が2022モデルイヤーにおいてすべて販売が中止（停止）される、とのこと。

なお、メルセデス・ベンツからは公式に「メルセデスAMG GT Rの2022年モデルが販売されない」とコメントされているそうですが、今回Redditユーザーが投稿した情報だとさらに多くのモデルが販売停止となる模様。

販売停止となるのは追加で8モデル

そしてこのレディットの投稿によると、2022年モデルとしての販売がなされないのはメルセデスAMG C63、メルセデスAMG GLC 63、メルセデスAMG E63、メルセデスGLE 580、メルセデスAMG GLE 63、メルセデスAMG GLS 63、メルセデス・マイバッハGLS600、メルセデス・ベンツG550、メルセデスAMG G63。

なお、メルセデス・ベンツS580とメルセデス・マイバッハS580のみはプライバシー保護の観点から販売が継続されるとも（どういった理論によるものなの理解が及ばない）。

その理由はサプライチェーンに起因？

今回の「V8エンジン搭載モデルの2022年発売停止」の理由について、メルセデス・ベンツの現地法人が「サプライチェーンの問題によるもの」とコメントしていると報じられ、しかし現時点では公式発表がないためになんとも判断できないというのが実情です。※注文済みの人からもとくにV8販売停止という声が聞かれないようだ

今のところ日本ではそういった話もなく、この「V8消滅」が北米のみなのか全世界に拡大する話なのかどうかもわからず、これは続報を待つしかなさそうですね。

ただ、V8エンジンについてサプライチェーン上の問題にて「供給できない」としても、その車種そのものを販売終了にしたままだと販売の大きな欠損が出ることになり（V8エンジン搭載モデルは比較的高価なので利益が大きい車種が多い）、よって直6エンジンへの積替えもしくは直4へとシフトするのかも。

しかしそうするにしてもコストがそうとうにかかることは間違いなく、メルセデス・ベンツがそこまでの対応を行うかどうかは甚だ疑問（V8廃止の理由が”エレクトリック化への移行”であったとしても）。

もしくは、単に「V8の販売停止は一時的な問題であり、すぐに販売が再開される」ことになるのかもしれません。

現代では「チップ不足」、そして将来的には「ウレタン不足」でシートが作れないとも言われ、いずれにしても予想外の問題が自動車メーカーを襲う可能性があり、そして各社ともそれに備える必要があるのは間違いなさそうですね。

合わせて読みたい、メルセデス・ベンツ関連投稿

参照：Reddit