
| 将来的にパワートレーンがどんどん変化することは間違いなく、いったいどんなクルマの形になってゆくのか想像もできない |
そしていつかは「空を飛ぶ」ことになるのかもしれない
さて、デザインを学ぶ学生、Hyunsik Moon氏がメルセデスAMGのスポンサーを受けて作成したコンセプトカー、メルセデスAMG ONE+ONE(レンダリングのほか、スケールモデルも制作されている)が公開。
「ONE」と名がつくものの、これはメルセデスAMG Oneを意識した車両ではなく、メルセデス・ベンツが長い歴史を持つ「シングルシーター」に敬意を表したもので、かつ「一人に加えてもう一人」がそのパフォーマンスを楽しめるようにという思想が反映されたクルマです。
メルセデスAMG ONE+ONEはこんなクルマ
そこでこのメルセデスAMG ONE+ONEを見てみると、上述の通りその発端となったのはメルセデス・ベンツのシングルシーター。
しかも特定のモデルではなく、様々な年代の様々なボディ形状を持つレーシングカーがモチーフとなっているようですね。
そしてこれは未来のクルマなのでパワートレーンは「ガソリンエンジン」ではなく新世代の「コンプレスド・パワー」。
これはパワーソースとジェネレーターをひとつにまとめたカプセルのようなものを想定していて、これをメルセデスAMG ONE+ONEでは「左右に」2つ搭載することでバランスを保ち、かつ2つのパワードームを形成することでデザイン上のアクセントとしています。
コクピットは「キャノピー式」で、シートレイアウトは「2座」ではありますが、「本気で攻める」ときには運転席が前のほう、かつ「センター」へと移動して「シングルシーター風(リアシートは運転席の斜め後ろに位置する)」へ、そして通常時は運転席、助手席とも「横並び」に。
さらには「よりパフォーマンスに特化した」「AMG ブラックシリーズ」も。
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参照:Behance