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ポルシェが新オプション「マルティニストライプ」発売。そのほか新設定オプションも見てみよう

2018/05/04

| できればロスマンズ、ガルフも希望 |

ポルシェが「マルティニ」ストライプを純正オプションとして設定。
マルティニ(マルティーニ/MARTINI)はイタリアの酒造メーカーで、1968年に初めてポルシェのスポンサーを開始し、ポルシェ917 K、935/76のほか、ロータスやランチア、フォードなどのスポンサーでも有名ですね。
最近だとポルシェがル・マンへと復帰した際、限定モデルとして「ポルシェ911カレラS・マルティニ・レーシングエディション」を発売しています。

マルティニは「もっともポルシェらしい」カスタムモチーフのひとつ

アフターマーケットにおけるカスタムとしても非常に人気が高く、東西問わず911のカスタムでは多く取り入れられるモチーフでもあり、今回ポルシェがそれを「純正採用」した、ということに。
今回のマルティニ・ストライプはフロントフード、ルーフ、リアデッキにまでまたがり、追加でサイドのマルティニ・ストライプも選択可能。
ざっと見たところ、限定モデルの「ポルシェ911カレラS・マルティニ・レーシングエディション」と同じ内容と見て良さそうです。

マルティニ・ストライプ設定の対象は911カレラ、911カレラS、911カレラ4、911カレラ4S、911カレラGTS、911カレラ4GTS、911GT3、911GT3 RSで、「911ターボ」「911GT2RS」には未設定。

現段階では「工場装着オプション」つまり新車注文時にしかオーダーできないようですが、これは「ペイント」ではなく「ステッカー貼り付け」のはずなので、部品単体でも注文することができそうです(おなじみサンコーストあたりがすぐに発売してくれると思う)。

ほかにはこんなカスタムも人気がある

なお、マルティニのほかに人気があるのが「ガルフカラー」。
おなじみブルーとオレンジの2トーンですが、こちらはボディ全体をラッピングする等しないと雰囲気が出ないので「ハードルは高め」。

「ガルフカラー」は1901年創業の石油会社「GULF」がフォードのルマン参戦にあたりスポンサーとして資金を提供し、その見返りとしてGT40にカンパニーカラーである「ブルーとオレンジ」を採用させたのがはじまりで、ル・マンだと1967年から参戦を開始しており、2017年には50周年を迎えています。
ポルシェのほか、アストンマーティン、マクラーレンへのスポンサーシップもよく知られるところですね。

そして忘れてはならないのがロスマンズ。
イギリスにおいてタバコ/ビールの製造を行っていたメーカーで、1977年からモータースポーツのサポートを開始。
ポルシェのほか、フォード、ホンダ、三菱、ウィリアムズのスポンサーとしても有名ですね。
ポルシェだと、なんといっても圧倒的な強さを誇った956Cがよく知られています。

ガルフカラー、ロスマンズカラーあたりも純正オプションにて設定してくれればと思いますが、ポルシェは918スパイダーのオプションにおいても(スポンサーのグラフィックだと)「マルティニ」のみしか選択できなかったので、そのあたりは何らかの事情があり、設定ができないのかもしれません。



一方サンコーストも新製品を掲載

北米ポルシェディーラーの経営もと、そしてパーツのオンライン販売でも有名なサンコーストもいくつか新製品をサイトに掲載。
まずは911カレラS用の「パワーキット(X51)」(セール価格で6950ドル)。
純正パーツではありますが、こういったキットを一般に販売してしまうのはさすが北米だと思います。

スポーツクロノパッケージ、スポーツエキゾーストの装着が条件ですが、容量が大きなタービン(450馬力へパワーアップ)、そしてこれも冷却効果の大きなブレーキクーリングキット、ECU、エンジンカバーがセットとなっています。

そして発表されたばかりの911GT3RSに最適なバルブキャップ(76.5ドル)。
ロゴのカラーはシルバー、911GT2RSのホイールに設定されるホワイトゴールド、911GT3RSのイメージカラーであるリザードグリーン。

そして早速登場した、新型911GT3RSのミニカー(モデルカー)。
1/43スケールで価格は85ドル。
ボディカラーはラバ・オレンジのみ(もっとたくさんカラーがあればいいのに、といつも思う)。

 

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