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過去にはこんな変態車も作ってた。ランドローバーが70周年を祝い、その歴史を公開

2018/05/04

| ランドローバーは「自動車メーカー」というより「ランドローバー」そのもの |

 

ランドローバーがその70年の歴史を祝い、キャンペーンをスタート。
会社としての「ランドローバー」は1978年の設立ですが、その元祖とされる「ランドローバー・シリーズⅠ」の発売がちょうど70年前の1948年、ということですね。※ジャガー・ランドローバー・ジャパンのサイトにある70周年記念コンテンツはこちら
現在ランドローバーは「レンジローバー」「レンジローバースポーツ」「レンジローバー ヴェラール」「レンジローバー イヴォーク」「ディスカバリー」「「ディスカバリー スポーツ」の6つのモデルをラインアップ。

過去には色々なクルマをリリース

このラインナップを見ても分かる通り、レンジローバーは世にも珍しい「オフローダー専門」ブランドとなっており、他に同様のブランドは「ジープ」くらい。
少し前までは「ディフェンダー」も揃えていたので「合計7車種」もオフローダーばかりを持っていた、ということになりますね。

そのディフェンダーですが、ランドローバー70周年の今年には新型が登場すると見られていて、今回のイベントはその「前祝い」とも受け取ることができます。

今回はいくつか動画も公開されていますが、過去にランドローバーが作ってきた「特殊モデル」130台を超える画像も公開され、ランドローバーがいかに独特な会社であるか、そして「プロ仕様」に特化したブランドであるかが理解可能。

こちらは英国空軍に納入された「6輪」。
6輪オフローダーというとメルセデス・ベンツG650 6x6を連想しますが、そのずっと前にこういったクルマを作っていたというのはちょっと驚き。

こちらはラリーイベント用。
欧州~中国を走ったときに強いようされた車両のようですね。

過去にはこんな変わりダネも。
もちろん雪上走行用です。

こちらは渡河可能な装備を装着した車両。
本当にタフなクルマであることがわかります。

それでは動画を見てみよう

こちらが70周年を迎え、さらなる飛躍をイメージさせるプロモーションビデオ、「Land Rover – 70 Years Young」。

こちらはランドローバーの本拠地で開催された70周年イベントを収めた動画、「Land Rover 70th Anniversary Broadcast」。
過去に制作した車両も登場します。

 

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レンジローバーは47年の歴史でここまで成長。76cm長くなり415馬力も出力向上

レンジローバーは世にも珍しい「4WD専門」のメーカーですが、その47年の進化がレンジローバーからオフィシャルで動画として公開に。
この動画を見るとタイヤ直径が巨大化し全長がかなり長くなってゆくことがわかりますが、こういった変遷を見ると「どこまで長くなってゆくのだろう」という疑問も。
まず上の画像は初代レンジローバー。

最近の車は世界中で拡大傾向にありますが、すでにイギリスでは平均的なパーキングスペースに「収まりきれない」車が出てきており、この辺りで巨大化は収まるのかもしれません。

レンジローバーは1970年に初代が登場し、1981年には4ドアが登場。
その後1994年に2代目、2001年には3代目、2012年には4代目に進化しています。

その間ホイールベースは175インチから205インチに拡大し、エンジン出力は135馬力から550馬力へと向上しており、かなりな変更があったと考えて良さそうです。

一方スーパーカーはというと、例えば1971年に登場したランボルギーニ・カウンタックは出力400馬力、全幅1890ミリ、全長4140ミリ、全高1070ミリ。
その直系子孫とも言えるランボルギーニ・アヴェンタドールは700馬力、全幅2030ミリ、全長4740ミリ、全高1136ミリとなっており、やはり出力、サイズ共に成長していますが、レンジローバーに比べると「スーパーカーは当時からスーパーなスペックだった」とも考えられます。

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