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世界に6台!ビンゴスポーツにて発売当時「世界でもっとも高価」だったシュパンポルシェ962CRが販売中

2018/05/05

| 発売当時、世界で最も高価な車だったシュパンポルシェ962C |

 

ビンゴスポーツにて、なんと「シュパンポルシェ(Schuppan Porsche)962CR」が販売中。
これまでもビンゴスポーツはランボルギーニ・ミウラ・イオタSVR、フェラーリ348LMといった非常に稀少な(そしてまずお目にかかることはないであろう)クルマを販売していますが、まさかシュパンポルシェとは!という驚きを隠しきれない状態です。

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外装イエロー、内装ゴールド

ビンゴスポーツに記載の説明を要約すると下記の通り。

1994年式 ポルシェ シュパン 962CR
・グループCカーベースのロードカー
・フルカーボンボディ
・世界6台生産
・ゴールド/イエローの内外装色

シュパンポルシェ(正式名称はポルシェ シュパン962C)はル・マンで活躍した956/962Cを公道仕様へとコンバートしたもの。
バブル真っ盛りの頃に日本企業がポルシェのワークス撤退に伴い活動の場を日本へと移していた元ポルシェのワークスドライバー、バーン・シュパン氏(956を駆って実際にル・マンを制したことがある)へと「公道仕様の962Cを作って」という無茶なオーダーを行ったのがそのはじまり。
しかしその直後にバブルが崩壊してしまい、そのオーダーは流れ、その後アート・コーポレーションがこれを引き継いで販売するも、あまりの価格の高さに販売台数はわずか(世界で)6台にとどまった、という悲運のクルマでもあります。

今回販売される個体は1997年登録。
(ビンゴスポーツに来る)前のオーナーの手に渡ったのは2007年で、その時のボディカラーはシルバー。
これを外装イエロー、内装ゴールドという、中東の王族を思わせるゴージャスな仕様へとレストアと同時に変更されたようですね。

新車時の価格ば約二億円で、当時日本ではもちろん、世界でも「もっとも高価」なスポーツカー。
デザインイメージはポルシェ959を踏襲しており、それはフロント、リアともにその面影を感じることができますね。

全幅は1990ミリと幅の広い車ですが、もとがレーシングカーであるために「重心を中心に」集めていて、そのため室内は極小。



シュパンポルシェのエンジンは3.3リッター空冷ターボ、600馬力。
最高速度は時速370キロ、とされています。

ちなみにカウルは(レーシングカーなので)本来取り外し式ですが、この車両はメンテナンス性を考慮してヒンジを装着し「開閉式」に。
3点式油圧ジャッキ、キルスイッチも装備しており、まさにレーシングカーそのものといった感じですね。

サスペンションはダブルウィッシュボーン。
サスペンションはインボード式でスタビライザーは調整式となり、もちろんセッティングは公道向け。

インテリアは豪華そのもので、厚みのあるクッションとレザー(70-80年代のイタリア車っぽい)で覆われ、シートベルトもレザー同色のゴールド。

もともとエアコンレスですが、後付けにてエアコン、そしてカーナビ、ETC、リヤビューカメラといった快適装備も取り付けられています。

シート左右は接近というか接触している距離。
サイドシルは異常にぶっとく、ドアを開けていったんこのカーボン製サイドシルをステップにしてシートに乗り込むしかなさそう(ビンゴスポーツによれば、ためらうことなくシートを踏みつけて乗り込むしかない、とのこと)。

もともとシングルシーターのレーシングカーを2シーターに変更しているので、かなり無理な配置となっており、エアコン操作部も助手席上に張り出すことに。

なおシフトレバーはシートの右にあるゴールドのシャフトとシルバーのノブを持つものでペダル類はオルガン式、そして「クラッチ操作もレーシングカー同様のシビアさを持つ」ようですね。

ビンゴスポーツによると、ロードカーとしてのセッティングを持ち、もちろん公道走行用として登録が可能ではあるものの「相当なスキル」が必要だとされています。

ホイールは18インチセンターロック、タイヤはフロント255/35ZR18、リアは345/35ZR18。
脱着には専用のツールが必要、とのこと。

VIA:Bingo Sports

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予想落札価格は2億7000万円。デイトナ24時間で優勝したポルシェ962が競売に

ポルシェ962(シャシーナンバー962-108)がオークションに登場予定。
1989年のデイトナ24時間レースに優勝した個体そのものとのことで、デレク・ベル、ジョン・アンドレッティ、ボブ・ウォレックによってドライブされた車両だそうです。

エンジンは3リッター空冷6気筒でシングルターボを装着し830馬力を発生。
1985年にはクラッシュを喫していますが、その後は新しいアルミ製のハニカム構造シャシーが与えられています。

予想落札価格は最低で2億円、最高で2億7000万円と見られますが、過去には1990年製962Cが1億8000万円で落札されており、この予想落札価格はけっこう現実的ではないかと推測されているようですね。

デイトナ24時間の優勝車であるポルシェ962がオークションに。3億5000万円超えか

1989年のデイトナ24時間のウイナー、ポルシェ962がオークションに登場予定。
落札価格は3億円~3億5000万円程度と見られます。

レース後もプライベートコレクションの中にてしっかりメンテナンスされてきたとのことで、2005年のグッドウッドほかのイベントにも登場。
エンジンは3リッター6気筒をターボチャージャーにて加給し600馬力を発生、とのこと。

ポルシェ962はもともと1984年にIMSA-GTPクラス用に開発されたレーシングカーですが、1984年にデイトナ24時間にワークスとして出場したのちはプライベートチームからの参加となり、1990年ころまでレースで活躍しています。
バリエーションも多く、ロスマンズカラーの「962C」は非常に有名ですね。

なおPDKを積んでテストされていたレースカーとしても有名ですが、ワークス撤退後にPDKの開発も凍結となり、その後はVWにてDSGとして陽の目を見ることに。

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