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アメリカにて、ランボルギーニがアヴェンタドールSVのセンターロックホイールにつき、そのボルトが強大なパワーに耐えられないとしてNHTSA(=National Highway Traffic Safety Administration)へと届け出を行い、同時に修理を行うと発表。
該当パーツはホイールをブレーキディスクに固定するためのボルトですが、何度もホイールの着脱を行うと緩んでくる可能性があるようで、直ちに問題が生じるわけではないようです。
ただ、この状態で「限界までプッシュすると」ボルトそのものが破損する可能性がある、としています。
ボルトに問題はなく「緩み」が問題
なお、対象となる台数は非常に少なく、ランボルギーニ最大のマーケット、米国においても「たった8台のみ」。
対象は2015-2016年の製造で、クーペ/ロードスター両方。
補修としては非常に簡単なもので、「緩み止め剤の塗布」のみで完了するとしており、ボルトそのものの強度には問題がないようです。
アヴェンタドールSVは通常のアヴェンタドールから一気に50馬力アップした750馬力で登場し、50キロの軽量化を達成。
登場と同時にニュルブルクリンクでの「7分切り」がアナウンスされて世間を驚かせたクルマですが(ランボルギーニがサーキットでこのタイムを出せるとは思ってなかった)、現在はこのアヴェンタドールSV後継として「アヴェンタドールSVJ」が出撃準備を整えているところ。
こちらは800馬力に近い出力を獲得し、アクティブエアロデバイスを装備して「ポルシェ911GT2RS」の持つニュルブルクリンク「最速」記録を更新する(もしくは”した”)と言われていて、アヴェンタドールSV登場時よりもさらに大きな衝撃を与えることになりそう。
なおアヴェンタドールSVはクーペ600台、ロードスター500台飲みの生産ですが、アヴェンタドールSVJでは「さらに少ない」生産台数になる、とも言われます。
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