| トップカーがポルシェ・パナメーラ向けのお手軽エアロキットを発売 |
ロシアのチューナー、「トップカー(TOPCAR)」がポルシェ・パナメーラ向けのエアロキットを公開。
トップカーはワイドボディへとコンバートするするエアロキットを「GTR」と定義していますが、今回のキットは「お手軽な」内容で構成された「GT」エディション。
その内容としてはフロントスポイラー、サイドスカート、ドアミラー、リアディフューザー、サイドベントカバーで、これらはカーボンファイバー製、ペイントベース(カーボンではない?)両方での提供となっています。
そのほか、オプションとしてフロントフード、リアスポイラーも揃えるようですね。
パナメーラ”スポーツツーリスモ”にも対応可能
なお、今回のエアロキットはパナメーラのワゴンボディ”スポーツツーリスモ”にも対応が可能、とのこと。
セダンボディ、ワゴンボディとも多くのパーツを共有するパナメーラだからこそ可能となるわけですが、チューナーにとっても「両方に使用」できるとなると開発コストも下げることができ、効率的な製品展開ができるということに。
パーツ単体だと、その価格はフロントバンパーリップがペイントベースで800ユーロ、ヴィジブルカーボンで2,470ユーロ、サイドスカートがペイントベースで2,410ユーロとヴィジブルカーボンで4,710ユーロ、リアディフューザーがペイントベースだと1,720ユーロでヴィジブルカーボンだと2,590ユーロ、ドアミラーがヴィジブルカーボンで1,100ユーロ、フロントフードがヴィジブルカーボンだと5,200ユーロといった設定。
画像を見ると、もともとのフロントバンパーとカーボン製のリップとの間には「ちょっと隙間」が開いているようで、装着にはそれなりの技術そして加工を要求されることになりそう。
この車両については、エアロパーツ装着のほか、ローダウン、ホイール交換もなされているようですね。
なお、カーボンファイバーは「自社製」とのことですが、なかなかにきれいな目が出ている、と思います。
ロシアのトップカーはこんなチューナー
なお、トップカーは比較的新しいチューナーで、マカンのチューンによって一気にその名を知られることになりますが、その後は911をフルカーボンボディへと置きかえる”スティンガーGTR”が話題に。
さらにはパナメーラ向けにもこのカーボン製ワイドボディを「スティングレーGTR」として用意していて、こちらのキット価格は(工賃抜きで)3200万円。
最近は発売されたばかりのランボルギーニ・ウルスのカスタムプログラムを公開するなど、「新型車にいち早く対応」するのもトップカーの特徴です。
VIA:TOPCAR