| 718シリーズは「4気筒ターボ」と「自然吸気6気筒」とに分かれることになりそう |
ポルシェが「6気筒エンジンを積む」718ボクスター/ケイマンをテスト中。
ポルシェは718ケイマンシリーズを2023年あたりまで継続生産するとコメントしていますが、それまでにはいくつか新しいラインナップが追加される模様。
たとえばケイマンだと「718ケイマン」「718ケイマンS」「718ケイマンGTS」が現在のラインナップですが、ここにシンプルな「718ケイマンT」が追加され、さらにはハードコアバージョン「ケイマンGT4」が加わるというところまでは既定路線です。
ポルシェ=6気筒の信仰はいまだ根強い
さらに718シリーズのラインナップに加わるとされるのが今回目撃された「6気筒エンジン搭載の」718ボクスター/718ケイマンで、以前に目撃された冬季テストにののち、ニュルブルクリンクにおいてもテストを重ねている、ということに。
なお、「718ケイマンGT4」も6気筒エンジンを搭載すると見られるものの、このプロトタイプに使用されるのは「やや出力が落とされたもの」であるとも言われています。
そしてモデル名は「ツーリング」になるとも言われ、いささかラインナップが複雑になりますが、整理するとこんな感じになりそうですね。
4気筒ターボモデル ・718ケイマン/718ボクスター・・・2リッターターボ、300馬力 ・718ケイマンT/718ボクスターT・・・2リッターターボ、300馬力 ・718ケイマン/718ボクスターS・・・2.5リッターターボ、350馬力 ・718ケイマンGTS/718ボクスターGTS・・・2.5リッターターボ、365馬力 |
6気筒(フラットシックス)モデルだとこんなイメージ。
なお、モデル名や排気量、出力はあくまでも「ウワサ」の範囲です。
6気筒自然吸気モデル ・718ケイマン・ツーリング/718ボクスター・ツーリング・・・4リッター、380馬力 ・718ケイマンGT4/718ボクスター・スパイダー・・・4リッター、425馬力 |
なお「ツーリング」は911シリーズにおいても「GT3」に設定されるバリエーションで、リアウイングなどを取り払いシンプルな外観へと変更したことが特徴。
ただし718シリーズの「ツーリング」はその性格がさらにマイルドになるとも言われている模様。
スパイフォトを見ると「718ケイマン・ツーリング/718ボクスター・ツーリング」は「718ケイマンGTS/718ボクスターGTS」同様の外観を持っているようで、「ツーリングならでは」の変更点はテールパイプの位置くらい(4気筒モデルはセンター出し、6気筒モデルは左右出しというのが新セオリーになるのかも)。
これらプロトタイプについてはエンブレム類などがまったく隠されておらず、ということは「見られても構わない」、つまり発表間近ということなのかもしれませんね。
VIA:CARSCOOPS