| オークション終了まであと数日、どこまで価格が上がるのかは要注目 |
まさかこんなクルマが存在したとは、という「RUFがチューンしたナナサンカレラ」。
RUFはドイツの自動車メーカーで、ポルシェからボディやパーツの供給を受け、自社の技術やパーツを盛り込んで製造する「自動車メーカー」。
ただし、すでに完成ずみのポルシェをチューンすることもあり、今回の車両もその中の一台ということになります(画像からはナンバープレート以外にRUFの文字は確認できない)。
そして「ナナサンカレラ」は1973年にポルシェがグループ4参戦用ホモロゲーション取得のために限定販売した競技用ベース車。
両者ともポルシェを語る上では外せない存在ですが、その両者が「まさかの」コラボを行ったのが今回の車両となり、またとない「レアな」一台です。
落札価格は1億円を超える可能性も
なお、この車両が販売されるのは米自動車販売サイト「Bring A Trailer」。
現在のところ落札まで6日ほどを残して最高入札額は約2000万円ほどとなっていますが、もちろん落札間際にはとんでもない価格にまで上昇しそうですね。
ベースとなったのはナナサンカレラのうち「RSツーリング」グレード(ほかには”RS””RSライトウエイト”グレードがあった)。
生産台数は1,580台となり、現在のところその相場は8000万円ほどで、そのバックグラウンドによっては1億円を超える価格をつけることも。
そしてこの「グランプリホワイトにインディアレッドストライプ」のナナサンカレラ(RSツーリンググレード)の生産は台数はわずか185台のみ。
出品者によると、この車両のもともとの所有者はルーフ創業者、アロイス・ルーフ氏と友人関係にあり、その関係を頼って(1980年代に)ルーフにチューニングを依頼した、とのこと。
そのチューニング内容としては排気量アップ(2.8リッター)、サスペンションの再設定、オリジナルの軽量バンパーなど。
当初20年ほどは欧州に、そして2000年にアメリカへと輸入されることに。
現在のオーナーはこのクルマを2003年に購入し、当時15000マイルだった走行距離は現在24000マイルを数えるまでに。
付属品としてはオーナーズマニュアル、ポルシェのクラシック部門による保証書(これは大きい)、当時のツールキット、整備履歴等が揃っており、履歴が明らかなのも高得点。
なお2007年に大規模な整備を行っており、その際にはボッシュ製インジェクションポンプ、スロットルボディを交換しており、トランスミッションもリビルト済み。
さらには2019年にも整備を受けており、かなり安心な個体だとも言えそうです。