| 新型パナメーラのワールドプレミアは、ここ北京にて |
さて、北京モーターショーが開幕したところではありますが、北京モーターショーは「コロナウイルス後」に開催されるはじめてのメジャー級(世界規模)モーターショーとなっています。
そして中国がこれを開催する理由としては、「コロナウイルスが最初に出たのが中国であれば、最初に(経済が)回復するのもの中国」ということをアピールしたい意図があるからだ、とも言われていますね。
中国はポルシェの最も大きな市場
現在中国はポルシェにとって「最も大きな」市場であり、もっとも重視すべき市場。
そのためか今回の北京モーターショーのために中国向けのウエブサイトをオープンさせ、さらには中国向けと思われるキャラクターも登場しています。
なお、中国はこういった丸っこいキャラクターを非常に好むようで、(QQなど)多くのサービスやブランドがこういったキャラを前面に押し出している模様。
そして、別途公開された動画については、このなんとなくパンダっぽいキャラクターについて行くと、各車の説明が行われる形となっています。
こちらがポルシェのバーチャルブース。
718ケイマン、マカン、タイカン・ターボS、カイエンEハイブリッドクーペ、パナメーラ・ターボS、パナメーラ・ターボS Eハイブリッド、911タルガSが展示されています。
718ボクスターの展示がないのは、「中国ではオープンモデルの人気が(治安上の理由から?)あまり高くない」ということに起因しているのかもしれません。
こちらはタイカン・ターボS。
かなり中国っぽい風景の中に設置され、ボディカラーも中国にて初公開されたピンクっぽい(中国で好まれる)カラーですね。
パンダの石像のようなものも見えます。
ポルシェ911の紹介時には、こういったファンキーなアニメーションも。
パナメーラ・ターボSはネオンとともに。
やはりパンダもネオンにて再現されていますね。
参考までに、中国人は大変ネオンを好むようで、こちらは以前に上海のポルシェセンターにて、ポルシェ911(992)発表時のイベントにお邪魔したときの画像。
ショールーム内がネオンで飾られており、ちょっと独特な雰囲気です。
参考までに、フェイスリフト(マイナーチェンジ)モデルとなる新型パナメーラの実車公開は今回の北京が「初」だそう。
もともとパナメーラは中国市場を強く意識しており、初代パナメーラの公開も中国(上海)でしたね。※ポルシェが欧米以外でブランニューモデルを公開するのは、当時これが「初」だった
フォーミュラE用のエレクトリックレーシングカー、99Xは会場の「外」のパドックでお披露目。
なお、ピット内にもパンダっぽいキャラクターがたくさん待機しています(いかに中国が大切といえど、よくこういったキャラクターの使用にGOサインを出したな・・・)。
こんな感じで北京モーターショー2020のブースが紹介されていますが、いかにポルシェが中国を特別扱いしているかも分かる内容となっていることがわかるかと思います。
参照:Porsche