ポルシェが体験型サーキット「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」を2021年夏に開業！これは行かねばなるまい

｜　日本初のポルシェ・エクスペリエンスセンターがついに開業（予定）　｜

さて、ポルシェが木更津市に「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京（木更津市伊豆島字中ノ台1148-1）」を2021年夏にオープンさせる、と発表。

このエクスペリエンスセンターはその名の通り「ポルシェの世界を体験できる」施設となっており、サーキットやオフロードコース、カフェやレストランを備えた複合施設（テーマパークのようなイメージ）。

ポルシェ・エクスペリエンスセンターは現在世界に「8拠点」

そして現在、このポルシェ・エクスペリエンスセンターは世界に7箇所（シルバーストーン、アトランタ、ル・マン、ライプツィヒ、ロサンゼルス、上海、ホッケンハイム）が開業済みで、さらに一箇所（イタリアのフランチャコルタ）が建設中。

そしてポルシェ・エクスペリエンスセンター東京はこれらに続く9番目の施設ということになりますね。

その内容は「日本独特」に

ただ、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京はほかの施設とは異なって「日本独自」の内容も持つといい、そのひとつは「高低差」。

ほかのポルシェ・エクスペリエンスセンターが平面であるのに対し、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京では高低差を活かした立体構造を持つ、とのこと。

加えてコース（全長2.1km）にはニュルブルクリンクのカルーセル、ラグナセカ・スピードウェイのコークスクリューなど、世界中の有名サーキットの「あのコーナー」も再現されるようですね。

ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京の建築物は日本風、レクチャープログラムも

併設される建物には「日本の伝統的工芸品の江戸切子をモチーフにした外観デザイン」が採用されると発表されており、”矢来紋（やらいもん）という斜めの線で構成された日本の伝統文様により、華やかなデザイン性と損傷や汚れから保護する伝統的な様式を活かし”、”館内にも左官（さかん）や日本庭園を連想させる和のテイストが採用されている”とのこと。

この建物はミーティングルームや貸出用のホール、レーシングシミュレーターが用意される他、専属インストラクターによるレクチャープログラムの実施、そしてラウンジやレストランも併設され食事も楽しめるそうなので、完成後には一度訪れてみたいと思います（オフロードコースもあるようだ）。

これまでもっとも近いポルシェ・エクスペリエンスセンターは上海でしたが、こちらは訪問を予定していたもののコロナ禍で行くことが叶わなくなってしまい、結局今に至るまで訪問できず。

ここはポルシェ・エクスペリエンスセンター東京に望みをかけたいところです。

なお、フェラーリの正規ディーラー運営にて知られるコーンズも会員制高級ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」着工を発表しており、立て続けに体験型サーキットがオープンすることになりそうですね。

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参照：NIKKEI PRESS RELEASE