ポルシェがレカロと共同にてゲーミングチェアを開発！ル・マンレーサー「963」、911GT3 R同様のカラーを持ち限定911脚、価格は32万円

｜　このポルシェとレカロによる限定チェアは耐久レーシングカー並みの快適性を誇るもよう　｜

ポルシェファンであれば是非入手しておきたい

さて、ポルシェがあたらしくゲーミングチェアを発売。

ちなみにこれまでにもポルシェは「本物の911GT3のスポーツシートを使用した」オフィスチェアを発売していますが、今回のチェアはそれとは異なり、家庭やオフィス用に設計された「もうちょっとライトな」仕様を持つもよう。

ただ、メルセデス・ベンツ、ランボルギーニなど多くの自動車メーカーがー「ゲーミングチェアメーカー」とのタイアップにてそれぞれのブランド名を冠したゲーミングチェアを発売しているのとは異なり、ポルシェのゲーミングチェアはなんと「レカロ」との共同開発です。

「レカロ×ポルシェ ゲーミングチェア リミテッドエディション」はこんな仕様を持っている

そして今回発売されたレカロ×ポルシェ ゲーミングチェア リミテッドエディションを見てみると、まずそのカラーはポルシェのモータースポーツ部門を象徴する「レッド、ホワイト、グレー」というカラーにて仕上げられています。

なお、このゲーミングチェアは先週開催されたル・マン24時間レースのバーチャルイベントにて発表されたそうですが、実際にル・マンを走るポルシェのレーシングカー「ポルシェ963」に装着されるシートにヒントを得ており、24時間という長丁場を走るレーシングカーに求められる”人間工学的な進化”をオフィスやホームにも取り入れたいと考えたのだそう。

ポルシェによれば「インテリジェントな機能と、人間工学に基づいたホールド性により、高速コーナリング時でもモータースポーツと同様の完璧なフィット感を保証します。経験豊富なレーシングドライバーと野心的なゲーマーは、しっかりしたシートに座れば、より良いドライブ（とプレイ）ができることを知っているのです」。

「レカロ×ポルシェ ゲーミングチェア リミテッドエディション」はこんな機能を持っている

このレカロ×ポルシェ ゲーミングチェア リミテッドエディションは、ポルシェとレカロとの共同にてデザインされ、製造はドイツにて行われるそうですが、アルミニウム製のベースと、人間工学的に最適化されたシートシェルを採用し、通気性の良いファブリックをまとっているのが特徴だといいます。

加えて、座面の角度が正しい着座姿勢をサポートし、しっかりとしたランバーサポートが快適な座り心地を実現するほか、”5D”アームレストを採用することで、様々な体格のユーザーであっても適切かつ快適な仕様ができる、とのこと。

ヘッドレストのフロントにはポルシェ・クレスト（エンブレム）が刺繍され・・・。

背面（シートバック）にはRECAROのロゴ。

この新しい限定版ゲーミングチェアの発売に加え、ポルシェは最新世代の911 GT3 Rをバーチャル・ル・マンeスポーツシリーズに導入することも発表しており、もちろんその車体のカラーはチェア同様にレッド、ホワイト、そしてブラック。

このレーシングカーについては、今後、ポルシェが有するeスポーツのワークスチームが使用する予定だと紹介されています。

なお、このチェアはわずか911台の限定生産となり、販売価格は北米だと2,499ドル（現在の為替レートにて32万円くらい）と安くはなく、メルセデスAMGやランボルギーニのゲーミングチェアに比較しても「かなり高価」な設定です。

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参照：PORSCHE