| あまりの完成度の高さに「ちょっと欲しくなる」 |
日産はけっこう面白いコラボ製品や取り組みを公開することでも知られている
さて、日産は様々なライセンス商品を発売していることでも知られ、とくにフェアレディZやGT-Rに関しては、ミニカーやプラモデルだけではなく、アパレルや生活雑貨に至るまで多様なランイナップを持っています。
そして今回、ライセンスチームに所属する金森さんによって紹介されているのが「初代(S30)フェアレディZをイメージしたチェア」。
これは日産フェアレディZが50周年を迎えた2019年に製造されたものだそうですが、非常に高いクオリティにて「Z」文字が再現されています。
日産フェアレディZチェアはこんな仕様を持っている
そこでこのフェアレディZ仕様のチェアについて、これは実際のフェアレディZに積まれるシートを流用したもの。
張り材には実際の日産フェアレディZのシートに使用されるものと同じ生地を用いているそうですが(リクライニング機能を排除しており、構造の変更とともに一旦張り替えられているようだ)、その座面の角度も実車と同じように合わせられ、自宅にいても「フェアレディZに乗っているのと同じ」フィーリングを味わえるようですね。
前出の金森氏によると、「こうした製品をリリースするのは、クラシックなデザインの特徴を再確認する良い機会であり、新商品への関心を高める重要な手段となります」。
つまりは温故知新ということになりそうです。
日産はほかにもこんなライセンス商品を作ってきた
そして動画ではこれまでに販売してきたライセンス商品の一部を紹介していますが、まさにこれらは「一部」だと思われます。
真ん中の白いお皿の中心には「GT-R」のロゴがエンボス加工されており・・・
醤油のように色のついた液体を注ぐと、その濃淡によってロゴが浮かび上がる仕組みです。
なお、日産はときどき突拍子もない製品を発売することがあり、ちょっと前には「柿の種(カキノタネ)」を発売したことも。
ただしこれは日産の名をただ付与しただけの安易な製品ではなく、日産の技術開発拠点である日産テクニカルセンターが持つ技術の粋を駆使したもので、「柿の種史上初」の単型多車種同時型抜きを可能とし、これによって23車種もの型抜きが可能になったとされています。
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そのほか、これは売り物ではありませんが、大相撲向けに「スカイライン歴代モデル懸賞幕(全部で14パターン)」を掲出したことがあり、そのうち13枚は各世代のスカイラインと冨嶽三十六景(葛飾北斎)との組み合わせ。
葛飾北斎とスカイラインとをマッチさせ、ひとつの絵柄に仕上げる作業は浮世絵イラストレーターの大管雅晴氏が行ったとのことですが、それぞれ「味わいのある」仕上がりになっているところが面白いですね。
日産が「フェアレディZチェア」を紹介する動画はこちら
合わせて読みたい、日産によるコラボレーション関連投稿
日産はこういったコラボレーションの他、その技術を使用して「一見、無駄」に見える様々な面白い取り組みを行っていて、こういったところは非常に好感が持てると思います。
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参照:日産自動車株式会社